科目概要

対象年度
2005
教育課程名
夜間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
情報工学演習C
Subject Name
Information Engineering Practice C
単位数
(2)
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
情報工学科 3年
開講時期
後期
授業方法
演習
担当教員
工藤 康生(KUDO,Yasuo)(情報工学科・計算機システム学講座(Computer Systemics 講座))
教員室番号
工藤教員室 R209
連絡先(Tel)
0143-46-5469(工藤教員室)
連絡先(E-Mail)
kudo@csse.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
「データ構造とアルゴリズム」で学んだ内容に基づき,
C言語を用いてデータ構造及び探索,整列のアルゴリズムを
実装する演習を通じてその理解を深める.
授業の目標
1.C言語の基本的なデータ構造を理解し,使用することができる. 
2.データ構造を理解し,実装することができる. 
3.探索・整列のアルゴリズムについて理解し,実装することができる. 
授業計画
C言語基礎演習
第1週: 配列とポインタ
第2週: 構造体とポインタ
第3週: 関数の再帰呼び出し

データ構造演習
第4週: スタックと待ち行列(1)
第5週: スタックと待ち行列(2)
第6週: 連結リスト(1)
第7週: 連結リスト(2)
第8週: 木構造とグラフ(1)
第9週: 木構造とグラフ(2)

アルゴリズム演習
第10週:二分探索木(1)
第11週:二分探索木(2)
第12週:単純な整列アルゴリズム(1)
第13週:単純な整列アルゴリズム(2)
第14週:クイックソート(1)
第15週:クイックソート(2)
教科書及び教材
「プログラミング」の講義にて使用したテキスト
・阿曽弘具 編著「Cによる情報処理入門」昭晃堂
を用いるので持参すること. 
演習課題はプリントとして配布する.
参考書
データ構造及びアルゴリズムに関する参考書としては,
例えば以下の書籍が挙げられる:
・近藤嘉雪「Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造」ソフトバンク社
・河西朝雄「C言語によるはじめてのアルゴリズム入門」技術評論社 
・茨木俊秀「アルゴリズムとデータ構造」昭晃堂
成績評価方法
演習を通じてデータ構造とアルゴリズムを理解することを目的とするため,出席を単位取得の必要条件とする.やむを得ず欠席する場合は,必ず届け出ること. 
成績は以下の3回のレポートで評価する:
・C言語基礎演習レポート:配点20点
・データ構造演習レポート:配点40点
・アルゴリズム演習レポート:配点40点
但し、提出されていないレポートがある場合は不可とする.
不可の場合は再履修すること.
履修条件等
「データ構造とアルゴリズム」(13番)を履修済みであることが望ましい.
教員からのメッセージ
演習科目ですので,毎回出席して課題に取り組むことを前提とします.
自分のペースで演習課題を解き、締切までにレポートを提出することで
演習を進める予定です.
皆さんの積極的な取り組みに期待します.
その他