科目概要

対象年度
2005
教育課程名
夜間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
電磁気学
Subject Name
Electromagnetics
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
情報工学科 2年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教員
酒井 彰
教員室番号
F-106
連絡先(Tel)
46-5547
連絡先(E-Mail)
sakai@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
 電磁気学は、電気工学、電子工学、材料工学などの広い分野の基礎となる重要科目の一つである。この授業では、物理的概念の把握に重点を置いて、時間的に変動しない静的な電場と磁場に関する電磁気学の基本法則を学ぶ。
授業の目標
 電場、静電ポテンシャルの概念を理解し、電気力線、等ポテンシャル面を描くことができる。積分型のガウスの法則を用いて、簡単な場合の静電場を求めることができる。微分型のガウスの法則、渦なしの法則を理解し、物理的意味を述べることができる。
授業計画
1.電荷に働く力その1 クーロンの法則
2.電荷に働く力その2 ベクトル スカラー積とベクトル積
3.静電場の性質その1 電場、電気力線
4.静電場の性質その2 ガウスの法則、保存力
5.静電場の性質その3 静電ポテンシャル、静電エネルギー
6.静電場の性質その4 電気双極子
7.中間テスト
8.静電場の微分法則その1 微分型のガウスの法則
9.静電場の微分法則その2 微分型の渦なしの法則
10.静電場の微分法則その3 ポアソンの方程式
11.導体と静電場その1 導体のまわりの静電場
12.導体と静電場その2 電気容量、コンデンサー
13.定常電流の性質その1 電流
14.定常電流の性質その2 オームの法則、導体中の電流の分布
15.まとめ
教科書及び教材
長岡洋介著「電磁気学I」 岩波書店
参考書
成績評価方法
中間テスト(30%)、定期試験(40%)、レポート(30%)で評価する。
履修条件等
教員からのメッセージ
その他
電気電子工学科「電磁気学I」と合併授業を行う。