授業のねらい |
「マルチメディア工学」の講義で習得した知識をもとにして、バーチャルリアリティ(VR)装置で動作する簡単な3次元コンピュータグラフィックス(3D-CG)システムを学生各自が作成することで、マルチメディアに対する理解を実践的に深める。
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授業の目標 |
1. OpenGLを用いた3D-CGシステム開発法の基礎を習得する。 2.VR装置によるステレオ立体視の原理を理解する。 3.ステート型のプログラミングスタイルやイベントドリブンシステムについて理解を深める。 |
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授業計画 |
別途掲示するスケジュールに従い5週間で集中的に演習を実施する。
1. OpenGLによる3D-CGプログラミングの概要 2. サンプルプログラムをもとにしたOpenGLの理解とオリジナル作品の構想 3. オリジナル作品の作成 4. オリジナル作品の作成およびVR装置を用いた作品鑑賞 5. VR装置を用いた作品鑑賞および作品に関する技術的レポートの作成
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教科書及び教材 |
・資料を配布する。 ・その他最新情報をWebを利用した講義テキスト作成支援システム「はたおり虫」で随時提供する。
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参考書 |
・OpenGL programming for the X Window system(日本語版) / Mark J. Kilgard著 シイエム・シイ訳 アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン,星雲社 ・Web上のVRML, OpenGL関係の情報
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成績評価方法 |
・2回以上欠席したものは原則的に成績評価の対象とせず不合格とする。 ・期日までに作品およびレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする。 ・レポートの内容により評価する。 ・不合格の場合は再履修するものとする。
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履修条件等 |
・コンピュータ端末数の都合により、原則として情報工学科昼間コースの学生のみに履修者を限る。 ・C言語によるプログラミングに習熟しているいと。 ・「マルチメディア工学」を履修していることが望ましい。
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教員からのメッセージ |
オリジナリティを発揮して作品の制作を行ってください。また成績評価は作品そのものではなく、作品に関する技術的解説レポートの内容によって行いますので注意して下さい。
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その他 |
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