授業のねらい |
情報工学科の昼間コース・主専門教育課程・学科別科目の「視覚情報処理」で学んだ、ディジタル画像処理とコンピュータグラフィックスに関する基本的な事柄について、UNIX上でC言語を用いる実践的な演習を通して理解を深める。また、「視覚情報処理」の総括として、同科目で学んだ技術を利用して作品の制作を行う。 |
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授業の目標 |
1.C言語を用いてディジタル画像処理のアルゴリズムを開発する。 2.実践的な演習を通してディジタル画像処理の理解を深める。 3.C言語を用いてコンピュータグラフィックスの作品を製作する。 4.実践的な演習を通してコンピュータグラフィックスの理解を深める。 |
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授業計画 |
1.ディジタル画像処理(配布資料) 1-1. 画像の平滑化 1-2. 画像の空間微分 1-3. 画像の鮮鋭化 2.コンピュータグラフィックス(配布資料) 2-1. フラクタル図形描画 2-2. オリジナルフラクタル図形作製 3.Latexによるレポート作成、提出 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
藤岡弘、中前幸治共著「画像処理の基礎」昭晃堂 定価(2900円+税) 情報工学演習Aのテキスト等プログラミングに関する資料 |
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成績評価方法 |
レポートの結果により成績をつける。提出期限までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする。不合格の場合は再履修するものとする。 |
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履修条件等 |
この授業のねらいから言って、情報工学科の学科別科目「視覚情報処理」を履修済みであることが極めて望ましい。
本演習は、UNIX系OSがインストールされている情報工学科学生教育用計算機システムを用いてC言語にてソフトウェア開発を行う。従って、この計算機システムの操作に習熟していること、C言語によるプログラミングが可能なことを履修条件とする。 |
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教員からのメッセージ |
ディジタル画像処理やコンピュータグラフィックスといった「視覚情報処理」の分野では、自分でアルゴリズムを開発して実際に画像や図形を出力するという実践的な演習を通して、飛躍的に理解が深まることが期待されます。
この科目では、自分で開発したアルゴリズムの出力を視覚的に確認することができます。これまでに学んだプログラミングの知識を総動員してアルゴリズムを開発すると共に、大いにオリジナリティを発揮して作品の製作を行って下さい。 |
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その他 |
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