授業のねらい |
システムのモデル化およびシステムの最適化技法を習得し、システム設計と意思決定の価値選択を身につける。 また、情報工学科が提示する学習目標「情報技術者」の要素であるコンピュータ・サイエンス(CS)と情報システムが涵養される。
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授業の目標 |
1、基礎的なシステム最適化技法を理解し、使えるようになる。 2、種々のシステム最適化問題に対して、適切な技法を活用できるようになる。 3、システムのモデル化とシミュレーションができるようになる。 |
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授業計画 |
1週目:システムのモデル化と最適化問題 2−5週目:線形計画法 1)シンプレックス法 2)双対問題と感度解析 3)その他の問題 6−9週目:ネットワーク解析 1)最短路問題とダイクストラ法 2)最大流問題とラベリング法 3)プリフロープッシュ法 4)負閉路除去法 10−13週目:非線形計画 1)最急降下法 2)ニュートン法と準ニュートン法 3)ペナルティ法 14週目:意思決定分析 15週目:シミュレーション |
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教科書及び教材 |
授業開始時に、教科書を指示する。また、授業中に適宜資料を配布する。 |
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参考書 |
大鹿 譲、一森哲男著「オペレーションズ・リサーチ−モデル化と最適化−」共立出版(2001) 佐々木正文著「情報システム工学」共立出版(株)(1997) 田村明久、村松正和著「工系数学講座17−最適化法−」共立出版(株)(2002) 岩本誠一著「動的計画論」九州大学出版会(1987) L.W.スワンソン著、田畑吉雄訳「線形計画法」現代数学社(1983) エス・ポントリヤーギン著、関根智明訳「最適過程の数学的理論」(1961) その他 |
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成績評価方法 |
授業中の提出課題、レポート課題の配点を30点とし、定期試験(配点100点)の点数と合わせて60点以上を合格とする。 |
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履修条件等 |
情報工学科の「システム工学」を履修済みであることが、望ましい。 |
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教官からのメッセージ |
原則として、欠席は認めない。どうしても欠席せざるを得ない場合は、事前に担当教員へ連絡すること。補講等を行う。 |
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その他 |
(他の科目との関連):「システム工学」の延長にあり、一部の「卒業研究」に関連する科目である。
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