科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
情報工学選択演習A
Subject Name
Information Engineering Optional Practice A
単位数
(0.5)
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
情報工学科 3年
開講時期
前期
授業方法
演習と講義
担当教員
施 建明 (Jianming SHI)
情報工学科・計算機システム学講座
(Computer Systemics 講座)
教員室番号
V514
連絡先(Tel)
0143-46-5423(内線 5423)
連絡先(E-Mail)
shi@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
 離散数学の面白さを、UNIX上でC言語を用いる実践的な演習を通して、体験する。たま、理論的な結果と実験でえられる結果との関係を理解し、論理的な考え方の理解を深める。
授業の目標
1.離散最適化問題を学び、離散構造とアルゴリズムの理解を深める。
2.実践的な演習を通して離散最適化問題の理解を深める。 
3.離散数学問題を通じて論理的な思考を養う。 



授業計画
 1週目:グラブの表現(講義と実験)
 2週目:最大流問題と最小カット(講義と実験)
 3週目:Ford-Fulkersonのアルゴリズムとその正当性(講義と実験)
 4週目:Ford-Fulkersonのアルゴリズムの計算量,欠点とその改善(講義と実験)
 5週目:離散最適化の歴史と離散数学の幾つかの話題(講義と実験)

教科書及び教材
演習用の資料を配布して、演習時間中に解説する。 
参考書
岩野和生(1993),ネットワークフロー問題の最近の発展,藤重 悟 編:離散構造とアルゴリズムII, 近代科学社 pp79-153.
(工大図書館にあり)

浅野孝夫(1994),情報の構造ーデータ構造とグラフアルゴリズムー,日本評論社
成績評価方法
レポート(5回)の平均で評価する.提出期限までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする。 
履修条件等
本演習は、C言語によるプログラミングが可能なことを履修条件とする。
教員からのメッセージ
離散最適化が難しいが、理論的結果を実践的な演習を通して、その面白さを実感できることが期待されます。
たま、質問があったら、積極的に聞きに来て下さい。 
オフィスアワー:13:30-14:30(毎週木曜日)
その他
なし