科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
計算機システム
Subject Name
Computer System
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
情報工学科 2年
開講時期
前期
授業方法
講義を中心とするが,適宜演習を行う。
担当教員
杉岡一郎(SUGIOKA,Ichiro)(情報工学科・計算機システム学講座(Computer Systemics 講座))
教員室番号
V−603
連絡先(Tel)
0143-46-5412
連絡先(E-Mail)
sugioka@csse.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
情報工学の基礎として計算機システムを理解することは不可欠である。この授業では計算機のハードウェア及び計算機の動作等の基礎知識を理解する。 
授業の目標
1.電子回路素子の発達と計算機技術の発達について理解する。 
2.計算機の動作原理を理解する。 
3.計算機ハードウェアの基本構成を理解する。 
4.計算機アーキテクチャについて理解する。 
5.アーキテクチャとシステムプログラムの関係を理解する。 
6.新しい計算機技術について理解する。
授業計画
  1週目 オリエンテーション
      −電子回路素子の発達と計算機技術発達の歴史  
 2週目 計算機の動作原理  
 3週目 計算機アーキテクチャ概要 
 4週目 アーキテクチャとシステムプログラムの関係 
 5週目 基本アーキテクチャ,演算アーキテクチャ,制御アーキテクチャ
 6週目 記憶アーキテクチャ,入出力アーキテクチャ  
 7週目 アドレッシング
 8週目 仮想計算機と仮想アセンブリ言語によるプログラミング
 9週目 プログラミング実習(1)
10週目 プログラミング実習(2)
11週目 プログラミング実習(3) 
12週目 計算機英語講読(1)
13週目 計算機英語講読(2)
14週目 計算機英語講読(3)  
15週目 新しい計算機技術 
教科書及び教材
横田栄一 著,コンピュータの基礎(ハードウェア編)
他に適宜,補助テキストまたはプリントを配布する.    
   
参考書
柴山 潔 著:「コンピュータアーキテクチャの基礎」,近代科学社 
斎藤忠夫,他 著:「計算機アーキテクチャ」,オーム社  
馬場敬信 著:「コンピュータアーキテクチャ」,オーム社 
成績評価方法
学期末に筆記試験を行い,60点以上を合格とする。 
履修条件等
「論理回路論」を受講していること。
教員からのメッセージ
情報工学を学ぶ上で計算機システムを理解していることは必須の条件であるので,しっかり勉強してほしい。
その他