授業のねらい |
コンピュータによって近似解を計算する方法を学び、その方法により実際に近似解を筆算によって計算してみて、数値計算のアルゴリズムを理解する。 |
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授業の目標 |
1.近似解を求める各種の近似式の導出を理解する。
2.近似式により近似解を筆算し、数値計算のアルゴリズムを理解する。 |
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授業計画 |
第1〜3週:補間(一次補間、二次補間、ニュートン補間、ラグランジュ補間等)
第4〜6週:数値積分(台形公式、シンプソン公式、ニュートン コーツ公式、ルジャンドル ガウス公式等)
第7〜9週:常微分方程式(オイラー法、台形法、中点法、改良オイラー法、ルンゲ クッタ法等)
第10〜11週:電気回路応答のシミュレーション(一次回路、二次回路、はしご形回路等)
第12〜13週:非線形方程式(ニュートン法、ベイリー法、区間縮小法、反復法等)
第14〜15週:データの統計処理(統計量、相関、最小自乗法、一次回帰式、偏回帰式等) |
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教科書及び教材 |
戸川隼人「数値計算法」電子情報通信学会編、コロナ社出版を参考にして作成した講義ノート |
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参考書 |
戸川隼人「数値計算法」電子情報通信学会編、コロナ社出版 |
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成績評価方法 |
定期試験と授業毎に行う筆算による演習で60点以上を合格とする。評価方法:定期試験をー21点から0点の範囲で採点、更に授業毎に行う演習をー5点から0点の範囲で採点し、それらを100点から減点して最終成績点をだす。定期試験が満点なら0点、即ち減点無し。零点なら21点減点となる。欠席すると演習は受けられないから、5点減点をなる。4回欠席し、定期試験が零点(従ってー21点)の場合は、計41点の減点となるから不合格になる。再試験等は行わない。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
授業毎に出題する演習は、その日の授業を理解しているか確かめると共に出席カードとしても使うので、リーフノートに解答し、そのページを必ず提出してもらいます。この演習は計算のアルゴリズムを理解するために重要なので、授業中に解答できなかった場合には、家でもう一度やり直し完全解答してください。卓上計算機は毎回必ず持参しなさい。 |
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その他 |
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