授業のねらい |
材料力学は,材料,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の工学分野に関連している.材料力学IIでは、材料力学Iの基礎事項の理解の上に、材料及び構造物の強度や変形に関する種々の現象及び理論的取り扱い等に関する理解と応用を修得する. |
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授業の目標 |
1.材料力学に関する基本的な用語と内容が理解できる. 2.軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる. 3.機械及び構造物の安全強度設計ができる. |
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授業計画 |
1.種々の梁の曲げ変形と不静定梁 (第1−6週) 2.ひずみエネルギとエネルギ原理 (第7−8週) 3.エネルギ解法の応用 (第9−10週) 4.長柱の座屈 (第11−12週) 5.組み合わせ応力・ひずみ (第13−14週) 6.まとめ (第15週) |
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教科書及び教材 |
「基礎から学ぶ材料力学」,臺丸谷政志・小林秀敏 著,森北出版(2,600円+税) |
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参考書 |
(1)「材料力学」,S.P. チェモシェンコ 著,鵜戸口・国尾 訳,東京図書 (2)「材料力学」,桜井忠一 著,産業図書 (3)「Elements of Strength of Materials」,S.P.Timoshenko & D.H.Young, Maruzen Co. Ltd. 上掲の参考書すべて本学付属図書館に所蔵 |
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成績評価方法 |
実施講義回数の2/3以上の出席を単位取得の必要条件とする.成績評価は定期試験(100点満点)により行い,60点以上を合格とする.不合格者には再試験(100点満点)を実施し,同様に60点以上を合格とする.再試験に不合格の場合は次年度に再履修すること. |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
材料力学Iと併せて,強度設計の基本になる重要な科目です.公式,問題解法パターンを暗記するのではなく,力学的感覚の習得を目指して下さい.力学的感覚さえ身に付けば後は応用で解け,覚えなければならないことはそれほど多くありません.材料力学Iの内容が基礎になっているので,材料力学Iを理解していない場合は復習が必要です.
疑問点があれば,いつでも質問に来て下さい.先生のところには行きにくいという学生もおりますが,先生に聞きに行くのが一番の近道です.オフィスアワーは水曜13:30-14:30,17:00-18:00ですが,これ以外でも在室していればいつでも構いません. |
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その他 |
<学科の学習・教育目標との対応> (A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力
<科目間の連携> ○この科目を履修する上で必要な主要科目 解析,工業数学,物理学,材料力学I ○この科目の履修を必要とする主要科目 材料力学演習II,機械工学実験,弾塑性学,卒業研究 |
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