授業のねらい |
力学に基づいたモデルを数学的(数値的)に解析したり,工学システムを設計するためにコンピュータは不可欠のツールになっている.ここでは汎用性の高いBASIC言語と,それを基本とした豊富なアプリケーションソフトの使用方法について習得する.更には応用プログラミング法として,BASIC言語を使用した非線型方程式や連立方程式の数値解法の基礎事項を学ぶ. |
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授業の目標 |
(1) BASIC言語の基本操作ができる.デバッグツールの 基本操作が理解できる. (2) BASIC言語における条件判断や繰り返し計算が理解でき, 簡単なプログラミングができる. (3) プロシージャー文が理解でき,プログラミング化できる. またフローチャートが理解でき,それからプログラミングができる. (4) ファイルの入出力が理解できる. (5) ニュートン法を用いて簡単な高次方程式の解を求めることができる. (6) 連立一次方程式の解が近似的に求められる. |
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授業計画 |
スケジュール 第1,2週 【プログラミング文法I】 BASIC言語導入,基本操作 (臺丸谷,藤木)
第3,4週 【プログラミング文法II】 条件判断,繰り返し (上出,戸倉)
第5,6週 【プログラミング文法III】 プロシージャー (高橋,河合)
第7,8週 【プログラミング文法IV】 ファイル入出力 (岸浪,鈴木)
第9,11週 【数値計算法】ニュートン法(媚山,戸倉,藤木)
第12〜15週 【数値計算法】連立一次方程式の解法 (齊當,長船,田頭,松本) |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
(1) 加藤 潔:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング (Excel2002対応版)」,2001年,共立出版 (2) 増山 豊:「Excelで解く機械系の運動力学」,2003年,共立出版 (3) 戸川隼人:「マイコンによる有限要素解析」,1982年, 倍風館
(3)は図書館に蔵書あり
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成績評価方法 |
出席率3/4以上の履修者に対して,レポートの採点で評価する. レポートは各テーマごとに出題され,100点満点で評価される. 各レポート60点以上を合格とし,最終成績はそれらの平均点で 報告される. |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
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その他 |
【学科の学習・教育目標との対応】 (A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる 能力 (C) 工学システムを設計・製作する能力の涵養 (E) コミュニケーション能力やグループ意思決定能力の涵養 (E-1) 日本語および英語によるコミュニケーション能力と国際性 (E-2) グループ意思決定能力
【JABEEの学習・教育目標との関連】 (d) 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に 応用できる能力
(h) 与えられた制約の下で,計画的に仕事を進め,まとめる能力
【科目間の連携】 [必要とする主要科目] 情報メディア基礎,工業数学,線形代数
[必要とされる主要科目] 応用機械科学設計法,卒業研究I,II(テーマによる)
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