授業のねらい |
鋼道路橋等を実際に設計することにより,1年生から3年生までに積上げてきた構造工学系の科目(材料の力学,構造力学,鋼構造学等)がどのように応用されるかを理解し,土木構造物の設計法をCADや各種情報技術と合わせて修得するのがねらいである. |
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授業の目標 |
1.鋼道路橋の荷重を理解し,単純鋼桁橋の主桁の設計を行うことができる.
2.土木構造物の図面の書き方を理解し,鋼桁の図面を描くことができる.
3.2次元及び3次元CADの簡単な使用法を理解し,単純な図面やモデルを作成することができる.
4.主に構造設計に関する各種情報技術に関する基本的な用語を理解し,説明することができる.
5.構造設計に関する簡単なプログラムを作成することができる.
6.プロダクトモデルを理解し,簡単なデータを作成することができる. |
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授業計画 |
1週目:土木構造物の設計法
2週目:鋼道路橋の設計法
3週目:鋼主桁の設計
4週目:2次元CADによる設計
5週目:3次元CADによる設計
6週目:設計照査
7週目:プロダクトモデル
8週目:プロセスモデル
9週目:コンカレント・エンジニアリング
10週目:エージェント技術による設計支援
11週目:設計プログラムの開発(1)
12週目:設計プログラムの開発(2)
13週目:設計文書の作成
14週目:設計・建設マネジメント
15週目:設計プロジェクトの評価
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教科書及び教材 |
授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する. |
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参考書 |
泉満明,近藤明雅著「新版 橋梁工学」コロナ社,定価(3800円+税)
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする.その成績は,レポートで評価する.不合格者は,再履修すること. |
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履修条件等 |
材料の力学,構造力学I,構造力学II,鋼構造学,情報メディア基礎の内容を理解していることが望ましい. |
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教員からのメッセージ |
レポートを多数回課す予定である.他人と相談はして良いが,回答は自力で作成すること.
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その他 |
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