授業のねらい |
人間は社会的動物であり、コミュニケ−ションを取るために移動します。これが交通の原点です。この講義では、安全で快適で、環境にやさしい移動とはどのようなものかを考えます。また、交通施設を計画する目的について考察し、そのために必要な技法を学びます。 |
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授業の目標 |
1.交通を構成する要素を理解する 2.人の交通行動を理解する 3.交通需要予測を行うことができる 3.環境負荷を軽減する交通計画を行うことができる 4.各種の交通手段の社会的役割及び交通需要に基づいて総合交通計画を立案することができる
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授業計画 |
1.人・物・情報の移動と交通 2.土地利用と交通 3.交通システムとその計画 4.交通行動の生成 5.交通行動の選択 6.交通需要調査 7.交通需要予測I(四段階推定法) 8.交通需要予測II(非集計行動モデル) 9.交通ネットワ−クの分析 10. 国際交通・都市間交通の現状と課題 11.都市交通・地区交通の現状と課題 12.交通と環境 13.高度交通情報(ITS)の現状 14.高度交通情報(ITS)の将来 15.「使える交通施設」の計画
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
定期試験を課し60点以上のものを合格とする。試験に不合格の場合には再履修とする。 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
土木技術は「作る時代」から「使う時代」へと変化してきました。土木技術は都市や地域を支える基本インフラと言われていますが、都市や地域と交通の機能・規模・配置を決めて空間設計することは、ロ−マ時代からの永遠の課題と言われています。今、宗教・軍事・経済と進んできた都市や地域の目標は、福祉へと方向転換をしています。地球環境問題や情報社会の進展、超高齢社会の到来を踏まえて「福祉を標榜する都市や地域と交通の関係」について、皆で考えて見ましょう! |
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その他 |
土木コ−スの学習教育目標との関係 ○(C)将来能力 ○(D)土木専門基礎 ◎(F)環境防災 ○(G)自然調和 |
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