授業のねらい |
コンクリートは土木構造物を建設するための材料として広く用いられている。本授業では、そのコンクリートの製造法、性質について理解し、構造物に使用される場合に必要な強度、耐久性、作業性などの性能を満たすコンクリートを設計するための知識を習得する。 |
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授業の目標 |
1. | コンクリートの材料および製造法について理解し説明を行うことができる。 | 2. | コンクリートの性質について理解し説明を行うことができる。 | 3. | 必要な強度、耐久性、作業性を満足するようにコンクリートの配合設計を行うことができる。 |
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授業計画 |
1週目 | 構造材料およびコンクリートの概要 | 2週目 | セメント | 3週目 | 混合セメントおよび混和材 | 4週目 | 混和剤 | 5週目 | 骨材 | 6週目 | フレッシュコンクリートの性質 | 7週目 | コンクリートの単位質量および圧縮強度 | 8週目 | 各種強度、弾性と塑性および体積変化 | 9週目 | コンクリートの耐久性 | 10週目 | コンクリートの配合 | 11週目 | コンクリートの配合設計 | 12週目 | コンクリートの配合設計計算 | 13週目 | コンクリートの製造および施工 | 14週目 | 各種コンクリート | 15週目 | 高性能コンクリートおよび環境問題 |
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教科書及び教材 |
教科書:小林一輔著「最新 コンクリート工学 第5版」森北出版 定価(2600円+税) |
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参考書 |
土木学会編「2002年制定 コンクリート標準示方書[基準編]」土木学会 定価(6200円+税)(図書館に所蔵あり) 土木学会編「2002年制定 コンクリート標準示方書[施工編]」土木学会 定価(5200円+税)(図書館に所蔵あり) |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は、定期試験80 %、レポート20 %の割合で評価する。ただし、75 %以上の出席を条件とする。不合格の場合には再履修すること。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
授業の最後に小演習を課す場合があります。また、レポートを複数回課します。他人の演習やレポートを単に写すようなことをしていると理解不足となり、単位の修得が難しくなります。自分の頭で考えることを忘れないようにしてください。 |
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その他 |
土木コースの学習・教育目標との関係 ◎ (D)土木専門基礎 ○ (E)実験実習 ○ (F)環境防災 |
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