授業のねらい |
本授業は、「鉄筋コンクリート構造学」で得た知識を基礎として、実際に即した条件下での鉄筋コンクリート造建築構造物の構造設計法および計算法を総合的に修得する。 |
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授業の目標 |
1.比較的単純な鉄筋コンクリート造建物の構造設計を手計算によって行うことができる。 2.構造図面を作成することができる。
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授業計画 |
手順を示した空欄のあるプリントを配付し,学生毎に設定した建物寸法の構造計算を行って計算書を完成させる。 1週目 設計建物の概要および構造設計の方針の設定 2週目 使用材料,許容応力度,固定荷重,積載荷重の仮定 3週目 準備計算(剛比計算,鉛直荷重時C,Mo,Qoの計算) 4週目 準備計算(鉛直荷重時柱軸力の計算,地震力の算定) 5週目 鉛直荷重時応力の算定 6週目 水平荷重時応力の算定(D値の計算) 7週目 水平荷重時応力の算定(層間変形角,剛性率,偏心率) 8週目 梁・柱の断面算定(大梁断面算定) 9週目 梁・柱の断面算定(柱断面算定1) 10週目 梁・柱の断面算定(柱断面算定2) 11週目 柱梁接合部,耐震壁の断面算定 12週目 小梁,スラブ,基礎の断面算定 13週目 構造図面の作成(1) 14週目 構造図面の作成(2) 15週目 構造図面の作成(3)
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教科書及び教材 |
日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」 5,800円 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
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参考書 |
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成績評価方法 |
3分の2以上出席し,構造計算書,構造図面の提出をもって合格とする。 |
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履修条件等 |
建築構造力学・および建築鉄筋コンクリート構造学の単位を取得していること。 |
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教員からのメッセージ |
演習の作業量が膨大であるので,単位取得のみを目的とする学生には不向きである。構造設計法のみならず,建築構造力学や鉄筋コンクリート構造学を復習しながら演習を進めることになるので,最後までやり遂げると建築構造全般に対して自信がつくと思われます。 |
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その他 |
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