授業のねらい |
建設という行為には、自然空間を人為的な空間で置き換えるという側面があります。ある目的を達成させるために技術者らが出現させる人為的空間は、一方で生活者にとっては新しい自然でもあるわけです。本物の自然と比べると人間が考えて創る空間には限界があります。この限界を少しでも広げることができるのは、新しい自然を生み出す人々の「豊かさ」でしょう。この授業では、いくつかの課題を対象として発想を膨らませ、その内容を、言語を離れて視覚的に表現する作品を制作してもらいます。 この授業のねらいは、この発想し創作する体験に加えて、その作品を通して伝わる仲間の発想に啓発されながら、自らの発想を打ち破る、そのような機会を提供することです。
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授業の目標 |
1.与えられたテーマに対して、柔軟な発想をする。 2.自らのイメージを、視覚的・造形的に表現する。 |
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授業計画 |
空間・造形・イメージなどに関する4つの課題について、各自が自由に発想した内容を、様々な造形的手段で表現し制作する演習を行う。
第1週 課題1説明 第2週 課題1の制作 第3週 課題1の制作と提出 第4週 課題1の作品講評 第5週 課題2説明 第6週 課題2の制作 第7週 課題2の制作と提出 第8週 課題2の作品講評 第9週 課題3説明 第10週 課題3の制作 第11週 課題3の制作と提出 第12週 課題3の作品講評 第13週 課題4説明 第14週 課題4の制作と提出 第15週 課題4の作品講評
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教科書及び教材 |
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参考書 |
課題のテーマに則して、自ら参考になるものを、例えば身のまわりのものから、あるいは街の中から見出してくることが、この授業の特徴ともいえます。 |
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成績評価方法 |
提出された作品に基づいて評価し、60点以上を合格とする。不合格の者については再提出を課す。 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
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