対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 共通科目 |
授業科目名 | 認知科学特論 |
Subject Name | Advanced Lecure of Cognitive Science |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 全専攻1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 選定した教科書の各章を参加学生に分担して貰い、パワーポイントを使って内容をプレゼンテーションして頂く。これを元に討議、議論を行う。 |
担当教官 | 前田 潤(共通講座) |
教官室番号 | Y207 |
連絡先(Tel) | 0143−46−5823 |
連絡先(E-Mail) | maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 脳科学、特にニューラルネットワークモデルに基づく情報科学の知見が、認知科学になした寄与や、認知科学の現在的な課題や展望について検討する。 |
授業の目標 | 心とは何かは、誰もが問う古くて新しい課題である。これまで人間の心的諸活動に関わって多くの学問分野が探求を行ってきた。今日、脳科学は飛躍的に進歩し、心的活動を脳機能と捉え、その特性を脳そのものの活動から明らかにしようとしつつある。ここには情報科学の寄与があり、脳科学と情報科学は人間の心的諸活動を対象とする認知科学に不可欠な学問分野である。 学際的な学問分野である情報科学によって「心」はどこまで明らかにできたのか、伝統的な見解と対比しつつ、これからの発展とその課題について考えを深めたい。 |
授業計画 | 初めに講義者が選定した教科書の中から、参加学生に一つ選んでもらいをそれを教科書として授業を進める。 教科書の各章毎にプレゼン担当者を決め、まず学生に内容紹介をして貰う。講義者は、それに対して質問或いは補完を行い、章の理解を深める。それから内容の検討のための議論を促すために講義者は、議論の司会を行う。 |
教科書及び教材 | 教科書は幾つかを提示し参加者によって決めて頂く。因みに昨年は「認知哲学」 ポール、M、チャーチランド 産業図書 でした。 |
参考書 | |
成績評価方法 | 出席および参加者各自に行って貰うプレゼンテーション内容、議論参加度を評価対象とする。 やむを得ずプレゼンテーション出来なかった学生には、出席および議論参加度、教科書にかんするレポート課題を課し評価対象とする。 |
履修条件等 | 特にないが学部において、心理学、認知科学関連講義を受講していることが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 大学院前期の学生諸君に対する講義では、単に講義者が知識の提供を行うという一方向的講義ではなく、初学者としての諸君からの知識の提供と積極的参加を期待しています。 認知科学という学問を核としながら、諸君との交流を楽しみにしています。 |
その他 | |