対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 有機合成化学特論 |
Subject Name | Advanced Organic Synthesis |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 高野信弘(TAKANO,Nobuhiro)(応用化学科・生物工学講座) |
教官室番号 | H-317 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5746 |
連絡先(E-Mail) | ntakano@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 標的有機化合物への高効率的な分子変換の戦略であるレトロシンセシスを中心テーマとし,有機化学理論に基づく有機化合物の合成と応用について理解を深める. |
授業の目標 | 以下のことを学習目標とする。 ・有機化学の理論がさらに理解できる。 ・基本的な言葉と記号が使える。 ・有機分子の構造式から切断位置と反応性がわかる。 ・実際に適用できる試薬や反応物が選択できる。 ・標的物の分子設計ができる。 |
授業計画 | 1回目 1.レトロシンセシスのコンセプト 2回目 2.有機化合物を語る言葉としての分子構造式 3,4回目 3.化学結合の切断とシントン 5回目 4.標的有機化合物の具体的な合成デザイン 6回目 1)ハロゲン化合物 7回目 2)エーテル類 8回目 3)アルコール類 9回目 4)アミン類 10回目 5)カルボン酸およびその誘導体 11回目 6)カルボニル化合物 12回目 7)不飽和化合物 13回目 8)複数の官能基をもつ化合物 14,15回目 5.合成デザインに基づく反応試剤の選択と有機合成の実際 |
教科書及び教材 | |
参考書 | J.McMURRY著 「有機化学(上,中,下)」 東京化学同人 E.J.COREY著 「The Logic of Chemical Synthesis 」 John Wiley & Sons(1989) |
成績評価方法 | レポート |
履修条件等 | 有機化学A,B,Cおよび有機合成化学を予習しておくこと。 |
教官からのメッセージ | 有機化学の知識を詰め込むだけではなく、切り口を替え、逆の方向から思考することによって理論の理解がより深くなる。 |
その他 | オフイスアワーは、火曜日と金曜日の15:00-1700。 |