対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 分離工学特論 |
Subject Name | Separation Process Technology |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義および小テスト |
担当教官 | 空閑良壽(応用化学専攻・化学プロセス工学講座) |
教官室番号 | H-308 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5765 |
連絡先(E-Mail) | kuga@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 分離技術一般の概念にくわえて,レーザーや光を用いた新しい分離(技術)を理解するとともに,統計的なデータ処理法を修得する。 |
授業の目標 | 下記の事項の概念を理解し,応用できる力を身につける。 1)分離(技術)の概観 2)相変化による分離 3)大きさ・形状の違いによる分離 4)レーザー、光を用いた分離 5)分離効率の概念 6)分布の概念 7)誤差解析と統計的応用 |
授業計画 | 1) 日常生活をとおして分離技術の概略を理解する。 2) 従来の分離法を大きく3つに分類(授業のねらい参照)し、それらの原理と特徴を理解する。 3) 新しい分離法として、レーザー同位体分離、磁気・電気、触媒等を用いた分離技術を紹介する。 4) 気相光反応の原理と特徴およびレーザー同位体分離法の特徴を理解する。 5) ニュートン効率に代表される分離効率の概念と手法を理解する。 6) 微粒子のサイズ・形状を例として,その分布表現について理解する。 7) 実験データの処理法,誤差の取り扱いについて統計的手法を用いた理解を深める。 |
教科書及び教材 | 1) 武内一夫「たのしめる量子工学」 [附属図書館蔵] 2) 奥山喜久夫、増田弘昭、諸岡成治 「微粒子工学」オーム社 [附属図書館蔵] 3) John R. Taylor 著,林・馬場 訳 「計測における誤差解析入門」 東京化学同人 [附属図書館蔵] |
参考書 | 1) 相良 紘、渋谷博光、海野 洋「分離、物質の分け方・分かれ方」培風館 2) 上野景平「分離の科学」講談社 3) 片山幹郎「レーザーと化学」共立出版 4) G. M. Barrow “Introduction to Molecular Spectroscopy” McGraw-Hill 5) William C. Hinds “Aerosol Technology 2nd Ed.” John Willey & Son Co. Ltd. [附属図書館蔵] |
成績評価方法 | 授業での発表内容(40%),レポート(30%),小テスト(30%)により評価する。 |
履修条件等 | 出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、履修資格を失うので注意すること。 |
教官からのメッセージ | 大学院で学びたいこと,学ぶべきことは何か?真剣に考えてみましょう。 オフィスアワーは月,火曜日の13:30〜15:30です。その他の時間でも,講義内容の質問に限らず,気軽に教官室を訪ねてください。 |
その他 | |