| 対象年度 | 2004 |
| 教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
| 授業科目名 | 電気化学特論 |
| Subject Name | Advanced Electrochemistry |
| 単位数 | 2 |
| 必修・選択の別 | 選択 |
| 対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
| 開講時期 | 前期 |
| 授業方法 | 講義 |
| 担当教官 | 田邉 博義 |
| 教官室番号 | U211 |
| 連絡先（Tel） | 0143-46-5726 |
| 連絡先（E-Mail） | tanabe@mmm.muroran-it.ac.jp |
| 授業のねらい | 電気化学理論（電気化学平衡論、電極反応速度論、電気二重層理論）に基づく光・電気エネルギー⇔物質⇔情報の電気化学的相互変換現象を解明するための方法論と応用について、電極／電解質の界面構造・状態、電極反応ダイナミクス、及びそれら相関関係の理解に必要不可欠な界面微小空間の構造・状態をin situ に把握できるマイクロエレクトロケミストリーを中心に講述する。 |
| 授業の目標 | 電気化学測定による電極／電解質界面における現象・反応の把握と解析ができる。 |
| 授業計画 | １．電極反応機構と電気二重層： 各変換現象に関与する電極反応過程に対し、電極／電解質界面での諸現象の演ずる役割の重要性を述べる。 (１) 電気二重層 (２) 電極反応機構 ２．界面現象の電気化学測定：電気化学測定法を適用する場合の基本的原理並びに測定法の特徴・応答特性から得られる情報について考察する。 (１) 電気化学測定法の理論的基礎（電位−電流−時間曲線についての 一般的考察） (２) 複素インピーダンス法およびパルス法 (３) 分光電気化学測定 ３．マイクロエレクトロケミストリー：電極反応の場である界面微小空間における静的な構造・状態及び動的な電極反応ダイナミクスをその場観察しながら理解・把握するための方法論の基礎を述べる。 (１) 極微小電極の電気化学−基礎と応用− (２) 界面局所領域の電気化学反応特性の解析及び評価 |
| 教科書及び教材 | テキストは講義中に関連文献等も含めて紹介する。 |
| 参考書 | 参考書等は講義中に関連文献等も含めて紹介する。 |
| 成績評価方法 | レポートで評価する。 |
| 履修条件等 | なし。 |
| 教官からのメッセージ | |
| その他 | |