対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 触媒工学特論 |
Subject Name | |
単位数 | 1 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 大平勇一 |
教官室番号 | H-406 |
連絡先(Tel) | |
連絡先(E-Mail) | |
授業のねらい | 技術者として必要不可欠な単位,物理量の名称等に関する知識について理解を深めるとともに、化学反応,生物反応を工業規模で実現するために必要な概念である物質収支,エネルギー収支、数学の使い方を学ぶ。それらの基礎知識を触媒反応や表面が関連する化学システムに適用する方法について講述し、化学システム内の現象解明とシステム管理・診断に活用する能力を養う。 |
授業の目標 | この授業の目標は以下の通りである。 (1) 単位系を理解し、単位換算,次元解析を行うことができる。 (2) 実際の現象を物質収支式,エネルギー収支式で表し、それを解くことができる。 (3) 習得した知識を実際の化学システムに適用できる。 (4) 化学システムを管理・診断する方法を知る。 |
授業計画 | 第1週 講義の概説と化学システム工学と物質生産 第2週 単位系と単位換算 第3週 物理量の名称,単位と無次元数 第4週 無次元数の物理的意味と無次元式 第5週 質量保存の法則と回分系の物質収支 第6週 反応を伴う回分系の物質収支式 第7週 理想流れと連続系における物質収支式の作り方 第8週 物質収支式と微分方程式の解法 第9週 反応を伴う連続系の物質収支式 第10週 物理現象と連続系の物質収支式 第11週 連続系のエネルギー収支式 第12週 反応を伴う連続系のエネルギー収支式 第13週 計測とシステムの定常状態 第14週 化学システムの滞留時間分布と診断 第15週 授業のまとめ |
教科書及び教材 | 授業中に必要なプリントを配布する。 |
参考書 | 単位に関する書籍例 …江口 弥,「化学工学量論 第2版」,化学同人 [化学工学量論の教科書] 無次元数に関する書籍例 …化学工学協会,「化学工学辞典 改訂3版」,丸善 [付属図書館蔵] 微分方程式に関する書籍例 …大竹真一著,「《基礎固め》数学」,化学同人 [化学数学演習の教科書] 滞留時間分布に関する書籍例…化学工学会,化学工学便覧 第5版,丸善 [付属図書館蔵] その他、単位,化学工学,微分方程式,統計に関する書籍は有用である。 |
成績評価方法 | 各講義ごとに行う小テスト100%で評価する。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | |
その他 | |