対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 超電導デバイス工学特論 |
Subject Name | Advanced Superconducting Device Egineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 電気電子工学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義及びゼミナール |
担当教官 | 中根英章(電気電子工学専攻・電子デバイス工学講座) |
教官室番号 | F-204 |
連絡先(Tel) | 46-5548 |
連絡先(E-Mail) | nakane@elec.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 量子効果としての超伝導現象を理解し、ジョセフソン効果を利用した種々のデバイスの機構と応用について理解する。 |
授業の目標 | 1.量子効果としての超伝導現象を物理的に理解する 2.ジョセフソン効果を理解する 3.ジョセフソン効果による種々のデバイスを理解する 4.超伝導量子干渉素子の基礎および応用について理解する |
授業計画 | 1.超伝導現象 2.超伝導現象のBCS理論の概要 3.金属系超伝導体とその他の超伝導体 4.超伝導体の磁気特性 5.マイスナー効果 6.磁気進入長 7.直流ジョセフソン効果 8.交流ジョセフソン効果 9.フラクソイドの量子化 10.アナログ応用 a)ジョセフソン素子による電磁波の検出 11.アナログ応用 b)ジョセフソン素子による標準電圧の発生 12.超伝導量子干渉素子(SQUID)による微小磁界の検出 13.超伝導量子干渉素子(SQUID)による生体磁界計測 14.超伝導素子のその他の応用 15.まとめ |
教科書及び教材 | 指定しない |
参考書 | 1.電気学会編「ジョセフソン効果(基礎と応用)」コロナ社 2.中村彬著「クライオエレクトロニクス入門」オーム社 3.K.Hara ed. 「High Temperature Superconducting Electronics」オーム社 |
成績評価方法 | 期末試験あるいはレポートにより行う |
履修条件等 | 特に無し |
教官からのメッセージ | 超伝導現象に伴う種々の特性、特にジョセフソン効果を利用したデバイスは従来の半導体デバイスでは実現できなかった機能を有する。このようなデバイスを通じて量子効果素子を理解して欲しい。 |
その他 | |