| 対象年度 | 2004 |
| 教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
| 授業科目名 | 実験データ解析学 |
| Subject Name | Theoryofdataanalysis |
| 単位数 | 2 |
| 必修・選択の別 | 選択 |
| 対象学科・学年 | 電気電子工学専攻1年 |
| 開講時期 | 後期 |
| 授業方法 | 講義形式 |
| 担当教官 | 宮尾正大 |
| 教官室番号 | F309 |
| 連絡先（Tel） | 0123-46-5546 |
| 連絡先（E-Mail） | miyao@eee.elec.muroran-it.ac.jp |
| 授業のねらい | 現在の実験は計算機に支援され、信号をデジタルデータとして計測するのが常識になっている。その結果、大量のデータを処理し、その中から必要な情報を抽出する事が必要となる。そこで、雑音に埋もれた信号からの、信号をいかに抽出するかを学習する。 |
| 授業の目標 | デジタル化するために必要な変換技術、雑音と信号を選り分けるフィルター技術、信号波形の検出と抽出、計測のより歪んだ波形の復元手法、周波数空間での信号解析手法、など、計算機を使って行う実験で必要な種々の手法をその数学的、物理的な意味から実際の解析手法までを現実にあわせて考える。 |
| 授業計画 | 次のような内容を取り上げる予定である。 雑音と信号の統計的性質 アナログ信号処理とデジタル信号処理 サンプリング理論とフィルター理論 不規則雑音の解析 演算処理による雑音除去法 信号波形の検出と抽出 波形ひずみの補正法 フーリエ変換と周波数分析 最大エントロピー法 重畳波形の分離と分解 |
| 教科書及び教材 | なし |
| 参考書 | なし |
| 成績評価方法 | レポートにより評価 |
| 履修条件等 | 学部デジタル信号処理受講または同等の知識を有する事 |
| 教官からのメッセージ | 実際に使えるように話を組み立てたいと思います。理論ばかりや概念のみの話ではなく、できたらプログラム手法にも立ち入ればと思っています。希望者にはPascal言語ですがソースコードも差し上げたい。また、シミュレーションもお見せできればと考えています。 |
| その他 | |