| 対象年度 | 2004 |
| 教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
| 授業科目名 | 電子機能性材料特論 |
| Subject Name | Advanced Electrical Material Science |
| 単位数 | 2 |
| 必修・選択の別 | 必修 |
| 対象学科・学年 | 電気電子工学専攻1年 |
| 開講時期 | 前期 |
| 授業方法 | 講義 |
| 担当教官 | 担当教官 城谷一民(SHIROTANI， Ichimin)（電気電子工学科・電子デバイス講座） |
| 教官室番号 | F-304 |
| 連絡先（Tel） | 0143-46-5544 |
| 連絡先（E-Mail） | sirotani@eee.elec.muroran-it.ac.jp |
| 授業のねらい | 電子機能材料は単体，無機物、有機物などより成り，半導体，超伝導、磁性，誘電性などの性質を示す物質群を意味している。物性は電子やフォノンなどのミクロ粒子の振る舞いと密接に関係している。ここでは特に金属や半導体の中の電子に注目し、バンド理論の立場で学ぶ。 |
| 授業の目標 | 1. 量子論と電子機能材料 2．エネルギーバンドの考えを学ぶ。 3．バンド理論の立場で固体の中の電子の振舞いを理解する。 |
| 授業計画 | １週目 電子機能材料とは何か。 ２週目 原子軌道と量子論 ３週目 分子軌道法 ４週目 金属結晶の電気伝導 ５週目 自由電子気体とフェルミ球 ６週目 結晶格子と逆格子 ７週目 結晶のブリルアンゾーン ８週目 磁場の中の電子の運動 ９週目 ブロッホ定理 １０週目 エネルギーバンド １１週目 バンド理論I １２週目 バンド理論II １３週目 金属と半導体 １４週目 超伝導 １５週目 磁性 |
| 教科書及び教材 | 教科書は使用せず、授業に必要な教材は適宜プリントとして配付する。 |
| 参考書 | キッテル著 「固体物理学入門上下」丸善（定価６８００ 円） 花村栄一著「固体物理学」裳華房（定価２６００円） |
| 成績評価方法 | レポートで評価する。 |
| 履修条件等 | 特になし |
| 教官からのメッセージ | この科目は現代の先端産業をささえる基礎科目である。 |
| その他 | |