対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 電気機械振動学特論 |
Subject Name | Advanced Electromechanical Vibration Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 電気電子工学専攻1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 青柳 学 |
教官室番号 | E301 |
連絡先(Tel) | 5504 |
連絡先(E-Mail) | maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 電気振動、機械振動及び圧電効果などによる電気機械振動の解析を通して、振動解析能力を修得する。また、波動方程式の類似性を利用して、電気回路理論による他の振動現象の類推能力を修得する。 |
授業の目標 | 1.電気振動および機械振動の波動方程式を求めることができる。 2.電気等価回路によって様々な物理現象を表し、解析することができる。 3.電気機械振動子の設計および解析を行うことができる。 4.電気機械振動がどのように利用され、どのような産業分野を形成しているかを理解できる。 |
授業計画 | 1. 電気機械振動概説 2. ダイナミカル・アナロジー(入門) 3. 弾性波:歪みと応力 4. 弾性波:一般弾性波動理論 5. バルク振動 6. 圧電現象 7. 圧電振動子 8. 圧電振動子の電気等価回路 9. 静電型/導電型トランスドゥーサ 10. トランスドゥーサ実習 11. 波動方程式(各種) 12. ダイナミカル・アナロジー(応用) 13. 弾性波デバイス 14. 圧電/超音波・アクチュエータ 15. 電気機械振動の産業応用 |
教科書及び教材 | 必要に応じて資料を配布する。 |
参考書 | 富川義朗著:超音波エレクトロニクス振動論 -基礎と応用-、朝倉書房 川村雅恭著:電気音響工学概論、昭晃堂 日本電子機械工業会編:超音波工学、コロナ社 近野 正著:ダイナミカル・アナロジー入門、コロナ社 |
成績評価方法 | 課題に対するレポートによって成績を評価する。 |
履修条件等 | 電気回路を理解していること。2階の微分方程式が解けること。 |
教官からのメッセージ | 様々な波動を電気回路理論を利用して、表すことができます。一見異なるように見える波動も同じような考え方ができることを楽しんでください。 多くの振動デバイスが身のまわりに存在します。どこに利用されているか考えてみてください。 |
その他 | 材料力学、ダイナミカル・アナロジー、伝送線路網、圧電効果などを用いた、振動デバイスや電子的多領域問題に関した内容を含んでいる。 |