対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 計算機アーキテクチャ |
Subject Name | Computer Architecture |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 情報工学専攻2年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義及び演習を中心に授業を進めるが,一方的に講義する形式をとらず,受講者に対し調査課題を適宜与え,その調査結果を発表させ,討論形式で授業を進めることがある。 |
担当教官 | 杉岡一郎(SUGIOKA,Ichiro)(情報工学科・情報処理工学講座) |
教官室番号 | V−603 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5412 |
連絡先(E-Mail) | sugioka@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 情報工学あるいは情報システムのベースになっているコンピュータの設計思想について学ぶ.現在の計算機アーキテクチャについて,その発達経緯と技術を学び,それを基にして新しい計算機アーキテクチャ技術について考える. |
授業の目標 | 1.計算機アーキテクチャの概念を理解する. 2.計算機アーキテクチャ設計におけるソフトウェアとハードウェアのトレードオフについて理解する. 3.オペレーティングシステムとアーキテクチャとの関連について理解する. 4.新しい計算機アーキテクチャについて理解する. |
授業計画 | 1週目 計算機アーキテクチャの概念 2週目 基本アーキテクチャ 3週目 CPUアーキテクチャ 4週目 制御アーキテクチャ 5週目 演算アーキテクチャ 6週目 メモリアーキテクチャ 7週目 入出力アーキテクチャ 8週目 通信アーキテクチャ 9週目 計算機システムの構成技術 10週目 計算機システムの性能評価 11週目 新しい計算機アーキテクチャ 12週目 並列分散システム構築演習(1) 13週目 並列分散システム構築演習(2) 14週目 並列分散システムによる計算処理演習(1) 15週目 並列分散システムによる計算処理演習(2) |
教科書及び教材 | 授業に必要な資料は,適宜プリントを配布する. |
参考書 | 村岡洋一 著:「コンピュータ・アーキテクチャ」,近代科学社 板野肯三 著:「アーキテクチャとハードウェア」,近代科学社 北野宏明,他 訳:「PCクラスタ構築法」,産業図書 M.C.Yobits:「Advances in COMPUTERS,Vol.37」,ACADEMIC PRESS |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする.レポート,課題の調査内容及び討論における発言状況などを総合して評価する. |
履修条件等 | 学部において,「ディジタル回路」,「計算機システム」及び「オペレーティングシステム」などの科目を履修し,単位を取得していること. |
教官からのメッセージ | 与えられた課題について,表面的ではなく広く・深く調査し,調査結果を資料にまとめ,発表に臨んでほしい. |
その他 | |