科目概要

対象年度 2004
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目
授業科目名 知識工学特論
Subject Name Advanced Knowledge Engineering
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 情報工学専攻1年
開講時期 後期
授業方法 講義
担当教官 徳田功(TOKUDA, Isao)(情報工学科 知識工学講座)
教官室番号
連絡先(Tel)
連絡先(E-Mail) tokuda@csse.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 人工知能の基礎を習得すると共に新しい研究事例にも触れ、



さらなる研究の動機付けを行う。
授業の目標  1.基礎的な推論アルゴリズム(探索法)を理解し、使用できる。
 2.基礎的な機械学習法を理解し、使用できる。
 3.非線形力学の基礎を学び、その知識工学への応用を理解する。
授業計画  第1週  知識工学とは?:
知識工学の定義・歴史・研究対象を概観する。
 第2週  知識の表現1:
ルールによる知識表現について学ぶ。
 第3週  知識の表現2:
意味ネットワークおよびフレーム表現について学ぶ。
 第4週  知識の表現3:
述語論理表現について学ぶ。
 第5週  知識の獲得と学習1:
ニューラルネットワークによる知識表現について学ぶ。
 第6週  知識の獲得と学習2:
ニューラルネットワークによる知識獲得と学習について学ぶ。
 第7週  知識の獲得と学習3:
サポートベクトルマシンによる知識獲得と学習について学ぶ。
 第8週  知識の獲得と学習4:
遺伝的アルゴリズムによる知識獲得について学ぶ。
 第9週  非線形力学の基礎1:
非線形力学の定義とその例について学ぶ。
 第10週  非線形力学の基礎2:
非線形力学の定性的分類とカオスについて学ぶ。
 第11週  非線形力学による知識表現:
非線形力学による知識表現について学ぶ。
 第12週  非線形力学による探索1:
カオスダイナミクスによる非線形最適化について理解する。
 第13週  非線形力学による探索2:
カオスニューラルネットワークによる組み合わせ最適化について学ぶ。
 第14週  非線形力学による知識獲得と学習:
カオス力学系の学習について学ぶ。
 第15週  カオスコンピューティングの展望:
カオスコンピューティングの他の応用例と今後の展望について概観する。



教科書及び教材
参考書 馬場口登・山田誠二著「人工知能の基礎」昭晃堂 1999
合原一幸著「カオス学入門」日本放送出版協会 2001
成績評価方法 定期試験 50%
レポート 50%
不合格の場合、再試験を実施しない。
履修条件等
教官からのメッセージ
その他