対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | システム工学特論 |
Subject Name | Advanced Systems Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 情報工学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義と輪読 |
担当教官 | 施 建明(Jianming SHI) |
教官室番号 | V514 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5423(内線:5423) |
連絡先(E-Mail) | shi@csse.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 最適システムを設計するために必要最小限の最適化の知識を身につけることである。 |
授業の目標 | 1.凸最適化に関する数学の基本的な概念を理解する。 2.最適化の理論を学び、理論的結果を理解する。 |
授業計画 | 1週目 最適化問題 pp.1-10(教科書) 2週目 線形計画問題と双対問題 pp.11-20 4週目 双対定理と相補性定理 pp.21-24 5週目 Farkasの補題と双対定理 pp.25-30 7週目ー8週目 単体法 pp.31-53 9週目 内点法概説 pp.54-60 10週目 内点法の詳細 pp.61-67 11週目 内点法のアルゴリズム pp.68-79 12週目 非線形計画と凸性 pp.85-96 13週目 制約なし最適化 pp.97-124 14週目 制約つき最適化 pp.125-140 15週目 制約つき最適化の最適性条件と解法 |
教科書及び教材 | 田村明久・村松正和(2002),最適化法,共立出版. (定価:2900円+税) |
参考書 | 福島雅夫(2001),非線形最適化の基礎,朝倉書店. 玄 光男・井田 憲一(2003),線形計画ー最適化とケスースタディー,共立出版. 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
成績評価方法 | レポートと期末試験による。 |
履修条件等 | 「システム最適化」の知識を前提として、線形と非線形計画の基礎理論を学ぶ。線形代数と距離空間程度の位相解析の基礎知識を持っていることが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 線形代数と多次元の微積分の知識を前提としている。やや理論的な講義になるが、講義を通じて、将来的に金融工学、ネットワーク最適化などへの応用問題を理解できるような基礎知識の習得にもなる。 オフィスアワー:13:30-14:30 (毎週木曜日) |
その他 | なし |