科目概要

対象年度 2004
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目
授業科目名 機械力学特論
Subject Name Advanced Mechanical Dynamics
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 機械システム工学専攻1年
開講時期 後期
授業方法 講義
担当教官 松本大樹
教官室番号 B304
連絡先(Tel) 0143-46-5334
連絡先(E-Mail) h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 学部における基礎知識を元に,機械構造部材など工業上密接な関係のある連続体の振動問題について高度の応用解析および現象の理解に主眼を置いている。また,連続体の振動においてはモード解析についても解説を行う。
さらに,非線形振動の主要な解析的手法と現象を理解することにもう一つの主眼を置いている。
授業の目標 連続体の振動問題を理解すること。
モード解析を理解すること。
非線形振動の解析方法と現象を理解すること。
授業計画 1連続体の振動
 ・弦の振動
 ・軸の縦振動
 ・軸のねじり振動
 ・梁の横振動
 ・モード解析理論
 ・実験モード解析
2非線形振動
 ・解析手法
 ・非線形振動系の安定判別
 ・自励振動
 ・カオス
教科書及び教材 特定の教科書は使用しない。
参考書 1.亘理 厚「機械振動」丸善(付属図書館蔵)
2.原 文雄「機械力学」裳華房(付属図書館蔵)
3.山本敏男「機械力学」朝倉書店(付属図書館蔵)
4.入江敏博「機械振動学通論」朝倉書店(付属図書館蔵)
5.長松昭男,「モード解析入門」コロナ社
6.長松昭男,「モード解析」培風館(付属図書館蔵)
7.武者利光監訳,「非線形力学とカオス」オーム社(付属図書館蔵)
8.佐藤力,非線形振動論,朝倉書店(付属図書館蔵)
9.井上順吉,「機械力学I,II」理工学社
成績評価方法 レポートおよび小テストと出席状況を総合して評価する。
履修条件等
教官からのメッセージ 数式のオンパレードです。どうして数式を使うのか,数式表現と実際の現象とが結び付けられたらいいですね。
その他