対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 画像工学特論 |
Subject Name | Advanced Image Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 機械システム工学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | ゼミ形式を主体に,必要に応じて講義を実施 |
担当教官 | 相津佳永 |
教官室番号 | Y-401 |
連絡先(Tel) | 5348 |
連絡先(E-Mail) | aizu@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | (1)干渉,回折,光学結像,光学変換などを基礎にした光と画像の情報処理を学習する。 |
授業の目標 | 光情報処理の基礎と実際の形態を理解し,光学系による画像の変換,処理などを実施する為の基礎知識が習得できる. デジタル画像のコンピュータによる各種処理,変換などができるようになる. |
授業計画 | 1.光の基礎的性質,干渉,伝播:光の回折現象を理解し、フーリエ変換理論との関連,コヒーレント結像,インコヒーレント結像を学ぶ。特に光学系の瞳関数、点像分布関数、光学伝達関数、相関関数とたたみ込み積分の諸概念の理解に重点を置く。 2.線形光学システム:画像の記録,コヒーレント光学処理(画像の減算,フーリエ変換,各種フィルタリング)などを学ぶ。 3.光情報処理:画像の変調(カラーコーディング、テータ変調、網点写真、スペックル変調),インコヒーレント光学処理(相関演算,周波数フィルタリング)などを学ぶ。 4.画像情報のデジタル処理:標本化,フーリエ変換,画像復元,認識 |
教科書及び教材 | 光情報工学の基礎 吉村武晃 著 コロナ社 |
参考書 | (1)「光学情報処理」辻内順平、村田和美 朝倉書店 〔附属図書館蔵〕 |
成績評価方法 | 調査学習過程における取り組み状況、理解度,質疑応答・討論への積極性などを,中間・最終報告会を通して総合的(100%)に評価する。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | この講義では、受講学生自らが上記分野における各自のトピックスに関して,積極的に自分で調査し,基礎を理解するとともに,内容を簡潔にまとめ,プレゼンテーションする手法も含めて,研究のための基礎能力を養うことを副次的な目的と位置づけている.よって,上記分野に関する興味と自主的な調査学習意識をもった学生を対象とする.また,電磁気学、電子工学、応用物理学,情報処理,コンピュータ利用などの知識がいくらか必要である。受講者は新規な分野への積極的な学習姿勢がないと修得が難しい. |
その他 | |