対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目名 | 基礎構造学特論 |
Subject Name | Advanced Foundation Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 建設システム工学専攻1年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 土屋 勉 |
教官室番号 | D224 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5215 |
連絡先(E-Mail) | tsuchi@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 都市防災おける構造物の基礎・地盤の関わりについて理解を深め,埋立て造成地や沖積地などの軟弱地盤における最近の合理的な基礎構造の考え方を修得する. |
授業の目標 | 1.杭頭荷重や地盤変位を受ける杭体について,発生する応力や変形性状について理解を深める. 2.軟弱地盤に建設される建物の沈下挙動とそれを考慮した設計法について理解を深める. 3.最近の基礎・地盤の地震被害の特徴を認識し,基礎の耐震設計法について理解を深める. |
授業計画 | 第1週 序 第2週〜第8週 杭基礎の応力と変形 1)解析法と設計手法の分類 2)鉛直荷重を受ける杭の解析フレーム 3)モデル化および種々の解法との比較 4)杭挙動の特性 5)地盤パラメーターの評価 6)設計チャート 7)ケーススタデー 第9週〜第11週 沈下を考慮した基礎の設計法 1)異種基礎とパイルドラフト 2)施工過程を考慮した解析 3)設計例 第12週〜第14週 基礎の耐震設計法 1)地震被害例 2)応答変位法 第15週 まとめ |
教科書及び教材 | プリントを配布する. |
参考書 | ・H.G.Poulos & E.H.davis, 「Pile Foundation Analysis and Design」, John Wiley & Sons,Inc. ・山肩邦男・他「新版建築基礎工学」,朝倉書店 ・「建築基礎構造設計指針」,日本建築学会 |
成績評価方法 | 出席,レポート,ゼミでの発言状況等を総合して判定する. |
履修条件等 | 建築系:「土の力学」,「基礎構造学」を復習しておくこと. 土木系:「土の力学」,「土質力学」を復習しておくこと. |
教官からのメッセージ | 第2週〜第8週は英語のプリントを使用します.英語による論文作成に参考となる表現が多く出てきますので,予習をしっかりやること. 基礎構造の分野は日進月歩ですので,できるだけ最新情報を入手して披露します. |
その他 | |