対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 教職課程 教職科目 |
授業科目名 | 教育学概論 |
Subject Name | IntroductiontoPedagogy |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 集中講義 |
担当教官 | 前田賢次(非常勤講師) (窓口:若菜 博) |
教官室番号 | Y205(総合研究棟) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5818 |
連絡先(E-Mail) | wakana@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 前半で,教育基本法などを中心とした戦後日本の教育理念を考察し,教育理念がそこに到達するまでの日本の教育に関する歴史および思想を分析する。その際,「個」と「公」の関係に一つの焦点をあてる。また,現代的・国際的な課題として子どもの権利条約についても扱う。そして,これらの教育理念を実現するために整備される教育法規・教育制度や学校のあり方について検討する。まず,日本の子ども・生徒の学力の実態を分析し,そこでの「知離れ」の状況を検討する。そして,科学を本格的に教えようとした優れた授業実践をできるだけ多く紹介しながら,そのような授業を創り出すための教授学的知見について考察する。 |
授業の目標 | (1)日本の教育に関する歴史および思想を学ぶ。 (2)優れた授業を創り出すための教授学的知見について学ぶ。 |
授業計画 | 第1回 オリエンテーション 第2回 教育基本法の形成史 第3回 教育勅語と教育基本法 第4回 近代日本における「個」と「公」 第5回 子どもの権利条約 第6〜7回 日本の教育関係諸法規の概説 第8回 授業とは何か 第9〜11回 日本の子どもの学力の実態と知離れ─算数・数学・理科・社会科などを中心に 第12〜13回 日本における科学教育実践の到達点 第14〜15回 教授学の知見と課題 |
教科書及び教材 | テキストはとくに指定しない。 講義中にプリント資料などを配付する。必要に応じてビデオを使用する。 |
参考書 | 参考文献は講義中にその都度紹介する。 |
成績評価方法 | 毎回の授業についての質問・意見・感想および授業後に提出するレポートによって成績の評定を行う。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | |
その他 | 高等学校教諭免許「情報」取得にとって必修。 「副専門教育」の単位とはならないことに注意。 |