科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 教職課程 教職科目
授業科目名 教職科目概論
Subject Name GuidanceontheTeachingProfession
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 前期
授業方法 講義
担当教官 若菜 博(共通講座・「人間・社会科学講座」)
教官室番号 Y205(総合研究棟)
連絡先(Tel) 0143-46-5818
連絡先(E-Mail) wakana@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい  前半で,現代の子どもの実態(体・心の状態,知的学習過程の実態,など)がどうなっているのか,教員の仕事(教職の意義,教員の役割・職務内容など)とはどのようなものか,を学ぶ。
 後半で,子ども・青年の進路観の形成について学ぶ。
 子どもらがその進路を自ら選択し,開拓していく力進路観を育てることは,教育課程・教育内容編成原理の重要な視点であり,その際,進路観の形成を子どもらの知的・科学的認識としてとらえる必要があることについて考察する。
授業の目標 (1)子どもの実態を知る。
(2)教員の仕事とは何かを知る。
(3)子どもらの知的・科学的認識を深める教育実践研究を学ぶ。
授業計画 第1回 オリエンテーション(教員免許取得のための履修方法の説明を含む)
第2〜3回 現代の子どもの実態(1):「むかつく」「きれる」と子どもの体・心の関係
第4〜5回 現代の子どもの実態(2):子どもの知的学習過程の実態
第6〜7回 教員の仕事(1):教職の意義および教員の役割
第8〜9回 教員の仕事(2):教員の職務内容
第10〜11回 子どもらの進路観の形成(1):学校・産業・職業の実情と問題点
第12〜13回 子どもらの進路観の形成(2):「学び」と「人間の発達」
第14〜15回 「職業としての教師」と「未来の主体としての子どもら」
教科書及び教材 テキストはとくに指定せず,プリントその他の資料を講義中に配布する。必要に応じてビデオを使用する。
参考書 参考文献は講義中にその都度紹介する。
成績評価方法 毎回の授業で課すミニレポート(50%を目途)および学期末に課すレポート(50%を目途)で成績の評定を行う。
履修条件等 とくになし。
教官からのメッセージ 第1回の授業で教員免許取得のための履修方法について説明するので,第1回の授業から必ず出席してください。
その他 高等学校教諭免許「工業」「情報」取得に必修。
なお,「副専門教育」の単位とはならないことに注意。