科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 社会環境論
Subject Name Social Environment Theory
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 全学科3年
開講時期 後期
授業方法 講義
担当教官 丸山 博 (MARUYAMA Hiroshi)(共通講座 人間・社会科学講座教授)
教官室番号 N655
連絡先(Tel) 0143-46-5817
連絡先(E-Mail) maruyama@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい  近代化によって都市化・工業化が推し進められ、その結果、巨大で画一的な人工空間が世界のいたるところに出現した。近代都市は食料のみならず、水やエネルギー、廃棄物の処分場まで周辺地域に依存し、膨張をつづけている。それに対して、農山漁村は途上国では飢えや貧困に苦しみ、わが国では高齢化・少子化の波をかぶり、衰退の一途をたどりつつある。本授業では、第一に、ダム、原子力エネルギー、干拓工事など国が進める事業にかかわる地域の環境問題を通して、近代を特徴づける科学技術と市場経済のあり方を検討し、第二に、地域環境の保全に寄与した農山漁村での住民運動の背後にある思想をローカルな知識とよび、その今日的意義を探りながら、環境問題解決において住民自治の果たした役割について考察を深めたい。
授業の目標 1.社会環境問題を通して近代化のあり方を考える。
2.社会正義という視点から社会環境問題をとらえる。
3.日本の環境政策について批判する力を養う。
4.ローカルな知識の今日的意義を理解する。
授業計画 Introduction
1)地域環境問題と地域再生
宮崎駿制作: 柳川掘割物語

Part1: Water problems  
2)川の流れと近代河川工法
大熊孝: 治水主義と地域の民主主義,ローカルな思想を創る,農文協,1998,pp102-130
大熊孝: 自然の克服と市場経済,市場経済を組み替える,農文協,1999,pp172-192
3・4)公共事業による農林漁業の衰退−木頭村を事例として−
藤田恵: 脱ダムから緑の国へ,緑風出版,2004
田中真澄: 中山間地域における開発とローカルな知識に関する研究,2003室蘭工業大学修士論文
5)海の汚染と漁民の力
有明海漁民市民ネットワーク: 漁民ネット通信,http://gyominet.hp.infoseek.co.jp/
6・7)北海道のダム事業の検討
未定
Presentation 1

Part2: Nuclear problems 
1・2)原発やウラン鉱山内での抑圧的労働
未定
3・4)原発事故と繰り返される隠蔽的体質
未定 
5・6)原発推進政策と住民自治との軋轢
未定 
7・8) 北海道における核問題とエネルギーの自給
未定
Presentation 2
教科書及び教材 授業計画に示した通り。
参考書 なし
成績評価方法 授業に対する積極的参加20点、プレゼンテーション各40点の合計100点とし、60-69点を可、70-79点を良、80点以上を優とする。
履修条件等 なし
教官からのメッセージ
その他