対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目名 | 言語と思考 |
Subject Name | Language and Thought |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 全学科3年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 橋本邦彦 (HASHIMOTO, Kunihiko) (共通講座・言語科学講座) |
教官室番号 | N-664 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5833 |
連絡先(E-Mail) | kuni3587@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 言語の表現形式を窓口にして、人間の認知の仕方と特徴を解明していく。その作業のために、英語と日本語の具体的な言語資料を用いることとする。 |
授業の目標 | 1.私たちの日常の言語活動が認知活動に対応する形で行われている事 実を理解することができる。 2.認知能力と言語に関する主な問題とその解明の重要性を理解するこ とができる。 3.認知言語学(認知と言語の関係を研究する言語学の一分野)に関す る基本的な用語を理解し、使用することができる。 |
授業計画 | 1週目 ヒトの脳の仕組みについて 2週目 自己(わたし)は脳のどこにあるのか? 3週目 言語は脳のどこにあるのか?/認知言語学の概要 4週目 図と地/認知の仕方の精密度/スキャニング 5週目 スキーマ化/推論 6週目 プロトタイプ 7週目 基本レベルカテゴリー 8週目 メタファーの力 9週目 事象構造 10週目 言語の類像性 11週目 言語の発生と進化 12週目 言語の習得 13週目 言語と認知と文化 14週目 まとめ/試験の説明 15週目 試験 |
教科書及び教材 | 授業に使用する必要な資料は適宜プリントにして配布する。 |
参考書 | なし |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は、定期試験70%、課題レポート30%の割合で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60 点以上を合格とする。再試験に不合格の場合は、教官の許可のもとに 再履修をすることができる。 |
履修条件等 | 3年次が中心であるが、編入生や理由がある場合には、低年次履修も認める。低年次履修生は第1週目の授業で、必ず、教官にその旨を伝え、 許可を得ること。 |
教官からのメッセージ | 課題レポートは不定期に課すので、授業には真面目に出席すること。 |
その他 | |