対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目名 | 青少年と科学 |
Subject Name | YouthandScience |
単位数 | (2) |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 全学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 演習 |
担当教官 | 若菜 博(共通講座・「人間・社会科学講座」) 佐藤豊克(非常勤講師) |
教官室番号 | Y205(総合研究棟) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5818 |
連絡先(E-Mail) | wakana@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 現代日本の青少年に広く蔓延している科学離れ・超能力信仰などの風潮の根源を探り,科学的思考にもとづいてそれらの諸傾向を克服する具体的な方途を見いだすため,青少年が感動するような実験などを開発することを目指す。 |
授業の目標 | (1)青少年が感動するような実験とはどのようなものか(実験テーマの設定,その意義や計画の妥当性,など)を検討し,実験開発を体験しながら,プロジェクト別の受講生の主体的な参加型授業を行う。 (2)青少年を対象とした実験の操作や演示なので,その安全性を確認する。 (3)実験の目的・計画・結果・考察を多数の聴衆に簡潔にプレゼンテーションできる工夫を行う。 |
授業計画 | 授業の進行過程で「授業のねらい」に沿ったプログラムを編成し,受講生の関心にもとづいて具体的な課題を設定し,受講生の主体的な参加のもとに,数名ごとのグループを作り,それぞれテーマを決めて課題に取り組む。概ね,以下のスケジュールで進行する予定。 第1週 オリエンテーション,受講生に対するアンケート調査 第2週 ビデオ視聴,グループ編成 第3・4週 グループごとの実験テーマ・計画の決定 第5・6週 グループごとの実験材料などの入手,実験の準備 第7・8・9・10・11週 グループごとの実験 第12週 実験予備日 第13・14・15週 グループ別実験発表 |
教科書及び教材 | ○テキストは指定せず,必要に応じて,ビデオ資料の視聴,プリント資料の配付,文献などの提示を行う。 ○基本的な実験道具(テスター,はんだごて,ペンチ,ドライバーなど)は,若菜の方で用意する。 ○実験で使用する消耗品や若菜の方で用意できない実験道具・機器については受講生自らが調達することになるので,(1)安全性,(2)材料や手段の入手しやすさ,(3)価格,などにも留意しながら実験テーマを設定すること。 |
参考書 | 授業時に約100冊程度の文献を教室に持ち込み,紹介する。 |
成績評価方法 | 次の割合を目途に成績の評定を行う。 (1)毎回の授業時の実験,実習,調査などに関するミニレポート 50%, (2)7月期のグループ別発表 20%, (3)学期末に提出する個人レポート 30%。 |
履修条件等 | 特になし。 |
教官からのメッセージ | 実験時や材料購入の際の移動時の安全確保に努めること。 |
その他 | |