科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 文学演習
Subject Name Seminar Literature
単位数 (2)
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 後期
授業方法 演習
担当教官 佐々木 寛(SASAKI,Hiroshi)(共通講座非常勤講師)
教官室番号 N105(N棟1F非常勤講師控室)
連絡先(Tel) 0143-81-2011(自宅) 
Office Hours:非常勤なので、講師控室に滞在する。上記授業の前後10分間ぐらいずつが学生に対応できる時間帯となる。
連絡先(E-Mail) hiroshisasaki@hotmail.com


シラバス

授業のねらい  少人数のゼミ形式で、森鴎外作『舞姫』の、問題作としての多面的な解読を行っていきたい。前半は各回の担当を決め、作品の読みと現代語訳、注釈を基本作業とする。作品読了後、後半は、いくつかのテーマを提案し、その報告発表をしてもらう。
授業の目標   文学作品の精密な読解、鑑賞の方法を身につける。
授業計画   1週目:各回の読解担当の決定、森鴎外略歴 
 2週目:『舞姫』読解1 
 3週目:『舞姫』読解2 
 4週目:『舞姫』読解3 
 5週目:『舞姫』読解4 
 6週目:『舞姫』読解5 
 7週目:『舞姫』読解6 
 8週目:『舞姫』読解7 
 9週目:『舞姫』読解8 
10週目:『舞姫』読解9、テーマ・報告担当の選定 
11週目:報告発表1 
12週目:報告発表2 
13週目:報告発表3 
14週目:報告発表4  
15週目:報告発表5、授業補遺
教科書及び教材  嘉部嘉隆・檀原みすず編『森鴎外集 独逸三部作』(和泉書院) 
(定価1800円+税) 
 その他の必要な資料は適宜プリントとして配布する。
参考書   テキストに注釈や参考文献・資料などが既に収録されているが、著名な作品なので、参考書は他にも多数あり、そのうちの何種類かは図書館にも所蔵されているはずである。また、鴎外の入門書で、作家の全体像をある程度把握しておくことも重要である。
成績評価方法   担当の発表報告や各回の発言授業の内容等を総合して評価したい。不合格者は原則として再履修になる。
履修条件等   工業系の学生に「文学演習」で過大な負荷はかけないつもりであるし、前もって担当範囲や課題は決めていくので、必要な誠意と責任は最低限、持って対応してほしい。
教官からのメッセージ   近年、受講者が増え、「演習」形式が不可能でやむを得ず「講義」形式で授業を運用することが続いている。できたら多くても20人以内ぐらいでとどめておきたいものである。万一、講義形式で運用することになっても、受講者にはできるだけの授業参加を期待する。
その他