科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 生命環境科学プレゼミナール
Subject Name Preparatory Seminar for Life Science and Environment Science 
単位数 2
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 前期
授業方法 ゼミナール
担当教官 長谷川靖
教官室番号 N452
連絡先(Tel) 0143-46-5745
連絡先(E-Mail) hasegawa@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 個々の学生が、生命環境に関連した本の一部を担当しゼミナール形式の授業を行う。種々の生物がもつ多様な機能とその能力について調査し、我々人間がどのようにその能力を活用し、模倣していくことができるのかを考えていく。
授業の目標 以下に掲げる目標を達成するため、個々で内容を調査後、紹介し質疑応答を中心に討論を行う。
1. 生物のもつ多様な機能を理解し、その利用について考える能力を身につける。
2. テキストの記載内容を正確に読みとり、難しい用語を調べ、理解することができる。
3. 説明用の資料を作成し、わかりやすく人に説明することができる。
授業計画 第1週 講義の進め方、内容、成績評価に関する説明、概要
第2週〜第14週 
・海洋生物の多様性
・フグ毒、貝毒は微生物が作っている
・深海に存在する好熱菌
・海洋微生物による流出原油の分解
・地球に酸素をもたらした海洋微細藻類
・海洋微細藻類による二酸化炭素固定と地球温暖化防止
・海洋生物からとれる生理活性物質DHA, EPA
・さんご礁の不思議
・細胞融合による海苔の改良
・性を決定する遺伝子
・トランスジェニック技術で巨大鮭をつくる
・回遊魚の磁気コンパスは存在するのか
・美しい真珠はどのように作られるのか
・海洋生物の付着防止
・深層水とその応用
以上のテーマから学生個々による調査、発表、討論を毎週行う。
教科書及び教材 マリンバイオテクノロジーの話
参考書
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は発表の内容50%、および授業態度50%で評価する。不合格者は最履修すること。
履修条件等 生命現象に興味のある学生
教官からのメッセージ
その他