| 対象年度 | 2004 |
| 教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
| 授業科目名 | 数理科学プレゼミナール |
| Subject Name | Prepatory Seminar on Mathematical Science |
| 単位数 | (2) |
| 必修・選択の別 | 必修 |
| 対象学科・学年 | 全学科2年 |
| 開講時期 | 前期 |
| 授業方法 | 輪講 |
| 担当教官 | 高坂良史 (KOHSAKA，Yoshihito) |
| 教官室番号 | N-358 |
| 連絡先（Tel） | 0143-46-5803 |
| 連絡先（E-Mail） | kohsaka@mmm.muroran-it.ac.jp |
| 授業のねらい | 数理科学コースを履修していくための準備をセミナー形式で行う。 １年で得た知識をベースとして，数理科学的思考力を育成することを目的とする。 |
| 授業の目標 | 「工業数学」で微分方程式の解法を学ぶが，微分方程式において解の具体的な表示を得ることはまれである。この授業では幾何学的な視点からの考察や近似解を用いて，微分方程式の解の定性的性質を調べる方法を理解することを目的とする。また，具体例を通して，それらの方法を修得する。その過程において，解析I，解析II，線形代数の重要性を理解し，数理科学の基礎を築く。 |
| 授業計画 | セミナー形式で授業を進める。 テキスト「パワーアップ 微分方程式」の内容を毎回数人の学生が順番に発表する。 第１週：学習方法や発表の仕方の説明。２週目以降の発表の順番を決める。 第２週以降：学生が順番で発表する。 学習項目の概略は以下の通りである。 １．身近な微分方程式 ・人工増加のモデル−微分方程式とは ・基本定理 ・微分方程式の解曲線 ２．線形微分方程式 ・１階連立微分方程式 ・係数行列の固有値 ・指数行列 ・定数変化法 ・２階微分方程式 |
| 教科書及び教材 | 石村直之 著 「パワーアップ 微分方程式」 共立出版 |
| 参考書 | 柳田英二・栄伸一郎 著 「講座・数学の考え方 ７ 常微分方程式論」 朝倉書店 俣野博 著 「岩波講座・応用数学 基礎４ 微分方程式I」 岩波書店 |
| 成績評価方法 | 発表の仕方および準備の状況５０％，セミナーへの参加状況(セミナーで質問・意見を述べたかなど)２５％，板書などのノート２５％の割合で，成績を１００点満点で評価し，６０点以上を合格とする。セミナー形式であるため，特別の理由がなく欠席した場合は単位を認めないことがある。 |
| 履修条件等 | 数理科学コースの学生だけが受講できる。 |
| 教官からのメッセージ | 発表者は発表内容をノートにまとめておくこと。発表の準備をしていて分からない箇所があった場合は事前に教官室に質問に来ること。発表者以外の学生は，毎回のセミナーで少なくとも１回は質問・意見を述べることが望まれる。 |
| その他 | [オフィスアワーズ] 火曜日 15:30〜18:30 金曜日 15:00〜18:00 上記の時間以外でも教官室に在室している限り質問は受けつけます。 |