対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目名 | 人間科学プレゼミナール |
Subject Name | PremaratorySeminaronHumanScience |
単位数 | (2) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義及び演習 |
担当教官 | 久末 進一(HISASUE,Shin-i-chi)(共通講座非常勤講師) |
教官室番号 | N355(共通講座棟非常勤講師控室) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5800(共通講座事務室) 0143-25-2951(室蘭市史編纂事務室) 0143-47-7782(自宅電話・FAX) OfficeHours:特に指定しない |
連絡先(E-Mail) | |
授業のねらい | 「博物館学」は新しい博物館の形態と、「学芸員」の素養となる資料収集、展示、教育普及活動の実際を演習する。 現在、進行中の大学内博物館展示のための調査、収集作業にも協力しながら、実践的に学芸員資格修得に役立つ体験学習を行う。(休日を利用して、近隣地の博物館見学を予定、簡単な見学レポ−トをまとめる。) |
授業の目標 | 1.「博物館」をテ−マに、その活動の中から文化財の取り扱い方法と調査研究、記録、展示の仕方等、新しい認識を得る。 2.博物館運営の中心となる「学芸員」の仕事と、基礎資格取得へつながる必要な体験を、演習を通じて理解する。 3.「博物館学」を通じて「博物学」の楽しさを再認識できる。 4.「博物館づくり」を大学内で実現する絶好の機会に参加する。 |
授業計画 | 1週目→博物館学の概要 2週目→博物館の現状と課題 3週目→仮称「室工大博物館」計画 4週目→収集論(私的、公的コレクション) 5週目→収集論(キャンパス内外の調査) 6週目→収集論(調査記録) 7週目→保存論(収集資料の取り扱い方法) 8週目→保存論(保存対策) 9週目→展示論(効果的な資料展示の方法) 10週目→展示論(シナリオづくり) 11週目→展示論(写真パネル展示) 12週目→展示論(写真パネル展示) 13週目→教育普及論(博物館教育の現状) 14週目→教育普及論(ものづくり体験) 15週目→教育普及論(大学博物館による地域へのアプロ−チ) (この間に、博物館見学会を休日に予定) |
教科書及び教材 | 授業に必要な教材等は博物館から借用、適宜プリントとして配布する。特定の教科書は使用しない。 |
参考書 | (1)倉田公裕著「博物館学」東京堂出版(東京都千代田区神田錦町3−7)(図書館に所蔵なし)。 (2)北海道博物館協会編「博物館ハンドブック」(北海道開拓記念館)(図書館に所蔵なし)。 |
成績評価方法 | 毎回の授業後に自由感想文の提出を求める。 学期末提出の「博物館と博物学」テ−マの「研究レポ−ト」、また、「博物館見学レポ−ト」等で評価する。 「研究レポ−ト」はかならずA4サイズ・ワ−プロ打ち。引用出典を明示。資料添付。5枚以上、20枚以内。レポ−ト提出で60%、毎回の授業後の自由感想文40%で評価する。60点以上合格。不合格者は再履修すること。 |
履修条件等 | 特になし。 |
教官からのメッセージ | 「学芸員」の資格取得へむすびつく教科のひとつ「学芸員実習」のカリキュラムでもあり、インタ−ネットでも博物館ホ−ムペ−ジが急増して「博物館学」の人気が高まっている。キャンパス内での博物館展示ホ−ルづくりもいよいよ本格化した折りでもあり、工学の中の人文学として、学習は楽しいものになるはず。 秀作レポ−トは毎年「博物館研究紀要」で紹介しており、好きなことを力いっぱい調べ、書く絶好の機会である。 |
その他 | |