科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 人間科学プレゼミナール
Subject Name Preparatory Seminar on Human Science
単位数 (2)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 前期
授業方法 演習
担当教官 瀬戸 正昭(SETO,Masaaki)(共通講座非常勤講師) 
越智 道子(OCHI,Michiko)(共通講座非常勤講師)
教官室番号 N355(N棟3F非常勤講師控室)
連絡先(Tel) 窓口担当:二宮 0143-46-5822
連絡先(E-Mail) 瀬戸   a-agri23@abelia.ocn.ne.jp
越智    m-0(ゼロ)chi@galaxy.ocn.ne.jp


シラバス

授業のねらい  小説や詩を実際に創ってみることを体験する。 
 室蘭市内ないし道内の同人誌等で活躍中の創作家・詩作家を講師として招き、その指導やアドバイスを受ける。
授業の目標  科学技術の発展を促しているのは、結局のところ「詩」的なものであることを、理解してほしい。 宇宙観も、ロボットも、昔の人が空想できたから実現したのです。 (瀬戸記)
 創作体験により、「科学的思考」を優先させることを強いられる学生諸君に、「心」の存在を再認識してもらいたい。 無から何かを創り出す創作体験を通して、調和のとれた「人間の力」が伸び、それが専門分野にも反映することを期待する。 (越智記)
授業計画  初回のガイダンス時に、希望によって本クラスへの帰属を決める。
 以降、小説創作を越智が20時間、詩創作を瀬戸が10時間、各々担当する。 ほぼ3回の授業のうち2回が小説・1回が詩のペースで進む予定。
 学生諸君は、小説と詩の両方を学ぶが、最終的な作品は、いずれか一方を提出しても両方を提出してもよい。
教科書及び教材  担当講師がプリントをその都度作成し使用する。  受講生は購入の必要なし。
参考書  瀬戸正昭『野菜小詩集』。 詩の技法のカタログのような本です。 最初の授業のときに手渡します。 (瀬戸記)
 特に購入の必要はないが、履修に先立ち、詩や文学作品に触れ、創作のための心の準備をしてほしい。 (越智記)
成績評価方法  作品を提出した人には、作品の優劣にかかわりなく単位を与える。 優秀な作品を欠稿なく提出した人や、受講態度の特に優秀な人には、「優」を与えることにしている。
履修条件等  特になし。 文学を創作してみたいという人は受講されたらよい。
教官からのメッセージ  大局的に、「詩と科学」の問題、あるいは宗教の話などもします。 できる限りわかりやすい話をしますので、興味ある人は気楽に参加してください。/ 参考書は随時あげますので、本をたくさん読んでくれればと思います。 (瀬戸記)
 10回のうち半分は「読む」ことにあてる。 取りあげるのは、短時間で読める児童文学作品。 その中で、「創作とは何か」「何を書くべきか」「どう書けばよいのか」など、創作のイメージをつかんでもらい、残りの半分で実際に創作してもらう。 提出は一作品。/ 創作は答えのない問いです。 答えは自分の中だけにある。 眠っているかもしれない未知の自分と出会ってみませんか? (越智記)
その他