科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 言語科学プレゼミナール
Subject Name Preparatory Seminar in the Linguistic Science Course
単位数 2
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 前期
授業方法 演習形式で行う。
担当教官 橋本 邦彦
教官室番号 N664
連絡先(Tel) 0143-46-5833
連絡先(E-Mail) kuni3587@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 私たちが最初に出会い経験する最小の共同体、「家族」をテーマに、それが社会状況から受ける影響と変容の様子を、日本とアメリカで製作された6本の映画を通して、時代という縦軸と異文化という横軸の2つの視点から考察していく。
授業の目標 1.テーマに即して映画を鑑賞することができる。
2.テーマに即して鑑賞した映画について感想や意見を発表することがで きる。
3.発表した感想や意見を論理的に組み立て、レポートにまとめることが できる。
4.与えられたテーマを自らの問題意識と絡めて考察し、新たな独自のテ ーマを構築することができる。
授業計画 1週目:テーマに即した自己紹介、授業の進め方の説明
2週目:アメリカ映画『心の旅』鑑賞(1)
3週目:アメリカ映画『心の旅』鑑賞(2)、内容についてのディスカッ    ション、感想レポートの課題
4週目:日本映画『東京物語』鑑賞(1)
5週目:日本映画『東京物語』鑑賞(2)、内容についてのディスカッシ    ョン、感想レポートの課題
6週目:アメリカ映画『母の眠り』鑑賞(1)
7週目:アメリカ映画『母の眠り』鑑賞(2)、内容についてのディスカ    ッション、感想レポートの課題
8週目:日本映画『家族』の鑑賞(1)
9週目:日本映画『家族』の鑑賞(2)、内容についてのディスカッショ    ン、感想レポートの課題
10週目:アメリカ映画『海辺の家』鑑賞(1)
11週目:アメリカ映画『海辺の家』鑑賞(2)、内容についてのディス    カッション、感想レポートの課題
12週目:日本映画『家族ゲーム』鑑賞(1)
13週目:日本映画『家族ゲーム』鑑賞(2)、内容についてのディスカ    ッション、感想レポートの課題
14週目:総括:日本とアメリカの家族像の変容の比較
15週目:「家族」をテーマに少し長めのレポートを書くための留意事項
    について
教科書及び教材 授業に使用する必要な資料は、適宜プリントなどで配布する。
参考書 特に、なし。
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は、まとめのレポート50%、授業での発表・感想レポート50%の割合で評価する。不合格者には新たにレポートを課す。原則として、再履修は認めない。
履修条件等 1.欠席は理由の如何に関わらず、履修カード提出後、2回までしか認めな い。
2.原則として、低年次履修は認めない。
教官からのメッセージ 感想レポートは、その都度チェックして、評価します。
また、最終レポートは文集の形で編集・印刷する予定です。
その他