科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 言語科学プレゼミナール
Subject Name Preparatory Seminar
単位数 (2)
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 全学科2年
開講時期 前期
授業方法 ゼミ
担当教官 大村 英繁 (OOMURA Hideshige)
教官室番号 N661
連絡先(Tel) 0143-46-5832
連絡先(E-Mail)


シラバス

授業のねらい  「十牛図」とは禅の悟りのプロセスを十枚の絵で表したものでる。12世紀中国の宋時代に始まり今日の日本でも盛んである。本授業では「十牛図」をもとにお互いに素直な意見を出し合い、自己を見つめ直す契機としたい。
授業の目標 1.仏教に関する基本的な用語の理解を深める。
2.1を通して宗教とは何か考える契機とする。
授業計画     1週 「十牛図」とは何か
    2週 第1回「尋牛」
    3週 第2回「見跡」
    4週 第3回「見牛」
    5週 第4回「得牛」
    6週 第5回「牧牛」
    7週 第6回「騎牛帰家」
    8週 第7回「忘牛存人」
    9週 第8回「人牛倶忘」
   10週 第9回「返本環源」
   11週 第10回「入てん垂手」
13〜15週 全体像についての質疑・討論
教科書及び教材 「十牛図」及びその簡単なコメントはプリントにして配布する。
参考書 中村元、紀野一義『般若心経・金剛般若経』『歎異抄』『論語』『老子』ゲ−テ『ファウスト』(いずれも岩波文庫にあり)が基本書にあげられる。
成績評価方法  ゼミナ−ルという授業の性格から、結果ではなく積極的姿勢が評価の対象となる。 
履修条件等 特になし。
教官からのメッセージ  ゼミナ−ルは教官の指導のもと、参加者の研究・討論の中で内容を深めていくもので傍観者態度を戒め、能動的参加を心がけましょう。
その他