科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名 ヨーロッパ・アメリカ史
Subject Name European and American History
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 全学科1年
開講時期 前期
授業方法 講義
担当教官 求馬 久美子
教官室番号
連絡先(Tel)
連絡先(E-Mail) motome@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 本授業では、テキスト『ドイツの歴史』を用いながら、特に前近代を中心に、ドイツ史の軌跡をたどる。ドイツはヨーロッパ連合の中心国の一つであり、ヨーロッパ統合への動きは、この国の歩みと不可分に結びついている。さらに今年、EU東方拡大という新たな段階を迎え、ドイツの政治的役割は今後ますます重要となるであろう。このような現代的状況を踏まえつつ、本授業では、単にドイツ一国の枠組みにおいてではなく、「ヨーロッパの中のドイツ」という視点から、ドイツ史の展開とその特徴を把握することを目指す。
授業の目標 上記の課題に取り組むにあたって、特に以下のテーマに関心を払い、認識を深める。

1. ドイツの連邦制的国制構造の連続性
2. ドイツとフランスとの国制比較
3. フランス革命とドイツ史
授業計画 第1週  ガイダンス、序章
第2週  補論:現代ドイツの政治構造の特徴
第3週  第1章
第4週  第2章
第5週  第3章
第6週  第4章その1
第7週  第4章その2    
第8週  第6章
第9週  第7章
第10週 第8章           
第11週 第10章          
第12週 第11章
第13週 第12章         
第14週 第13章
第15週 まとめ
教科書及び教材 木村靖二 編 『ドイツの歴史』(有斐閣アルマ) 有斐閣 2000年 1800円。
なお、講義内容をまとめたレジュメと参考資料を毎回配布する。
参考書 専門的な領域もカバーするものとして、成瀬治 他編『世界歴史体系 ドイツ史』全3巻、山川出版社がある。
成績評価方法 定期試験によって判断する。形式は授業中に説明する。100点満点中60点以上を合格とする。やむを得ない事情によって試験を欠席した者に対しては、別途レポートを課す。
履修条件等 特に制限はない。
教官からのメッセージ 授業期間が始まるまでに1度教科書を(最後まで)通読し、毎回聴講前に該当部分を再度読んで授業に臨んでください。毎回配布する講義レジュメに、授業を聴いて重要と思われた点を書き込んだりして、自分なりのノートに仕上げ、定期試験に活用してもらえれば良いと思います。
その他 オフィスアワーズ:木曜日 午後5時45分以降