科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 共通科目
授業科目名 工業数学
Subject Name Mathematics for Engineering
単位数 2
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 材料物性工学科2年
開講時期 前期
授業方法 講義
担当教官 高坂良史 (KOHSAKA,Yoshihito)
教官室番号 N-358
連絡先(Tel) 0143-46-5803
連絡先(E-Mail) kohsaka@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 工学の基礎となる数学のうち、微分方程式の基礎について講義する.特に、常微分方程式とその解法を理解する。また、様々な自然・社会現象を微分方程式で表し、解決するための考え方を学ぶ。
授業の目標 1)変数分離形常微分方程式を解くことができる。
2)同次形1階常微分方程式を解くことができる。
3)積分因子を用いて全微分方程式を解くことができる。 
4)定数係数線形微分方程式を解くことができる。
5)逆演算子を用いて定数係数線形微分方程式の特殊解を求めることができる。
授業計画 第 1週:微分方程式とは?
第 2週:変数分離形 
第 3週:同次形常微分方程式 
第 4週:1階線形常微分方程式 
第 5週:全微分方程式(1) 
第 6週:全微分方程式(2) 
第 7週:全微分方程式(3) 
第 8週:非正規系微分方程式 
第 9週:2階常微分方程式(1) 
第10週:2階常微分方程式(2) 
第11週:定数係数線形微分方程式(1) 
第12週:定数係数線形微分方程式(2) 
第13週:定数係数線形微分方程式(3) 
第14週:定数係数線形微分方程式の特殊解(1) 
第15週:定数係数線形微分方程式の特殊解(2)
教科書及び教材 佐藤恒雄 著 「初歩から学べる 微分方程式」 培風館
参考書 柳田英二、栄伸一郎 著 
「講座・数学の考え方7 常微分方程式論」朝倉書店 
矢野健太郎・石原繁 著 
「基礎解析学コース 微分方程式」裳華房
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は,定期試験50%,レポート(又は小テスト)50%の割合で評価する。不合格者には再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合は再履修すること。
履修条件等 解析I,解析II,線形代数の内容を理解していることが望ましい。
教官からのメッセージ 定期試験・レポートの解答にあたっては採点者が読みやすいものになるよう心がけること。授業で分からない箇所があったら,そのままにせず,気軽に質問に来て下さい。
その他 [オフィスアワーズ]
火曜日 15:30〜18:30
金曜日 15:00〜18:00

上記の時間以外でも教官室に在室している限り質問は受けつけます。