対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 共通科目 |
授業科目名 | 物理学A |
Subject Name | Physics A |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義および演習 |
担当教官 | 村山茂幸(MURAYAMA Shigeyuki)(材料物性工学科・材料プロセス工学講座) |
教官室番号 | N−259 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5635 |
連絡先(E-Mail) | murayama@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 質点の力学について…物体を重さを持つ1点で代表させてその運動を調べる。位置をベクトルで表すこと、その時間的変化の割合を示す速度や、さらにその変化を表す加速度といった概念を把握する。運動の法則は、力学の基本法則であり、物理学の中でも重要な役割をはたす。この法則の意味を理解し、さらにこれから導かれるエネルギーとその保存則などについても体得することが必要である。 質点系の力学について…一般の物体は、多数の質点の集まり(質点系)と考えることができる。そのような質点系に対して成り立つ作用反作用の法則とこれから導かれるいくつかの重要な事項を学ぶ。 |
授業の目標 | 1.質点に働く力と運動の一般法則を理解し、代表的な問題に適用して解決することができる。 2.仕事とエネルギーの概念を把握し、代表的な問題に適用して解決することができる。 3.質点系とその運動を理解し、代表的な問題に適用して考察することができる。 |
授業計画 | ○質点とその位置、変位について ○ベクトルについて ○速度、加速度について ○力と慣性について ○放物運動について ○単振動、単振り子について ○仕事と運動エネルギー、束縛運動について ○保存力とポテンシャル、位置のエネルギーについて ○万有引力と惑星の運動について ○2体問題、重心とその運動について ○運動量と角運動量、運動量保存則と衝突について ○重心運動と相対運動、質点糸の角運動量について |
教科書及び教材 | 小出昭一郎著「物理学(三訂版)」裳華房 定価(2,100円+税) 授業では講義内容をまとめたプリントを毎回配布する。 |
参考書 | 宮台朝直「力と運動」培風館(本学図書館に所蔵あり) 矢ケ崎克馬「力学入門」裳華房 |
成績評価方法 | 出席率50%以上を履修者と見なし、履修者に対して定期試験を行い評価する。授業無断欠席およびレポート未提出の場合減点となる。不合格者には一度だけ再試験を実施する。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
履修条件等 | 高等学校レベルの数学、特にベクトル、三角関数、指数関数、対数関数、微分積分法の基本を習得していること。 |
教官からのメッセージ | レポートを数回課す予定である。自力で解答し、見やすいレポート作成を心がけ、期日までに必ず提出すること。 |
その他 | |