対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 夜間コース 主専門教育課程 共通科目 |
授業科目名 | 物理学実験 |
Subject Name | Laboratory Work in Physics |
単位数 | (1) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科2年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 実験 |
担当教官 | 材料物性工学科教官(山中 厚(YAMANAKA, Atsushi)(材料物性工学科・材料設計工学講座)他) |
教官室番号 | N312(山中教官) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5659(山中教官) |
連絡先(E-Mail) | yamanaka@mmm.muroran-it.ac.jp(山中教官) |
授業のねらい | ここで行う実験は「学習実験」であり,2つの重要な目的がある。一つには,いろいろな機会に得た物理についての知識を実地に体験してその知識をより確実にすることであり,二つめには,種々の測定技術と測定結果の解析方法を習得し,工学への興味をひきつけることである。したがって,まず第一に正しい手順で実験を行うことが重要であり,第二に得られた実験結果については,なぜそのような値が得られたのかについて考察する必要がある。 |
授業の目標 | 物理学の講義で学習した内容を実験を通じてその知識を確実にし、更に測定の技術を修得し研究的態度を訓練修得する。 |
授業計画 | 物理学実験は隔週で行う。第1週はガイダンス,第2週は基礎的測定である。第3週以降の実験については2名1組を原則として実験を行う。実験を行う前には必ずその実験についての「実験計画書」を各自が作成し,指定時間までに実験室前のボックスに提出しなければならない。実験終了後,指定された書式に従って実験レポートを各班で1部作成し提出する。なお,レポートの提出は指導教官の了承を得て行う。実験時間内でレポートの提出ができない場合には,後日指定時間までに提出する。 第1週 実験法1(実験のガイダンス) 第2週 実験法2(基礎測定及び誤差論についての講義) 第3週 次のテーマから6項目について実験を行う。 第4週 (1)ボルダの振り子 (2)曲げによるヤング率 (3)固体の線膨張率 第5週 (4)顕微鏡による屈折率 (5)プリズム分光計 (6)電流による熱の仕事当量 第6週 (7)比電荷 (8)熱電対 (9)地球磁場の水平成分及び磁石の磁気能率 第7週 (10)放射線の吸収 (11)トランジスターの静特性 第8週 (12)プランク定数 (13)高温超伝導体の電気抵 |
教科書及び教材 | 室蘭工業大学物理学研究室編「物理学実験」900円 |
参考書 | 理科年表(丸善) |
成績評価方法 | 1.出席状況,履修態度や実験計画書及び実験レポートの内容により評価する。 2.評価点60点以上を合格とする。 3.教官が必要と認める者については追実験または再実験の後に合否判定をする場合がある。 |
履修条件等 | 特にないが、4回以上の欠席者については履修と認めない。 |
教官からのメッセージ | 1.実験室内は土足厳禁である。必ず自分の上履きを用意すること。 2.実験は原則として2名1組で行うが,他人まかせにせず積極的に実験に関わることを期待する。 |
その他 | |