対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 夜間コース 主専門教育課程 共通科目 |
授業科目名 | 基礎化学 |
Subject Name | Fundamental Chemistry |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 星野行男(HOSHINO Yukio)(応用化学科・基礎化学講座) |
教官室番号 | N−159 |
連絡先(Tel) | 0143−46−5727 |
連絡先(E-Mail) | hoshino@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 非化学系学生に対して工学を学ぶ上で必要最小限の化学的基本知識を教授 するのがこの授業のねらいである。 |
授業の目標 | 1.原子の成り立ちと周期律について理解する。 2.化学結合と物質の構造について理解する。 3.物質の三態と相平衡について理解する。 4.化学反応の速度と化学平衡について理解する。 5.酸と塩基について理解する。 6.酸化と還元について理解する。 7.簡単な有機化合物について理解する。 |
授業計画 | 講義は教科書を中心として板書形式で行い、毎回出欠は必ずとる。下記の ような計画で授業を進める予定であるが授業の進度状況によっては多少変更 する場合もあり得る。 第 1週:原子の構造と量子条件(第1章) 第 2週:原子の電子配置と周期律(第1章) 第 3週:イオン結合・共有結合・配位結合(第2章) 第 4週:水素結合・金属結合・分子間力(第2章) 第 5週:気体・液体・固体・相平衡(第3章) 第 6週:溶液とその普遍的性質(第3章) 第 7週:化学反応の種類と反応速度(第4章) 第 8週:化学平衡(第4章) 第 9週:アウレニウスの酸・塩基−pHと解離定数−(第5章) 第10週:アウレニウスの酸・塩基−中和反応と塩の加水分解−(第5章) 第11週:その他の酸・塩基説(第5章) 第12週:酸化・還元反応と金属のイオン化傾向(第6章) 第13週:簡単な有機化合物−炭化水素−(第7章) 第14週:簡単な有機化合物−アルコール・有機ハロゲン化合物・エーテル (第7章) 第15週:簡単な有機化合物−アルデヒドとケトン・カルボン酸・エステル ・アミン(第7章) |
教科書及び教材 | 多賀光彦・片岡正光・早野清治 共著「教養の現代化学」三共出版 |
参考書 | 磯 直道・奥谷忠雄・滝沢靖臣 共著「物質とは何か−化学の基礎」東京教学社 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は定期試験80%、出席点20%の割合で 評価する。不合格者には一度だけ再試験を行い、60点以上を合格とする。この 試験を受験し不合格となったものは再履修をすることか出来る。 |
履修条件等 | 六割以上出席しなければ履修したものとは認めず、定期試験を受験すること は出来ない。 |
教官からのメッセージ | 現在地球環境問題が大きな課題となっているので工学の道を歩んでいく上で この課題に配慮していくためには最小限の化学的知識が必要となるので、しっかり 学習してほしい。わからたいことがあったら遠慮なく質問されたい。 |
その他 | |