対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 化学装置材料学 |
Subject Name | Materials for Chemical Plants and Equipment |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 東 司 (株)日本製鋼所 室蘭研究所 材料開発G |
教官室番号 | 会社 |
連絡先(Tel) | まずは授業後にコンタクトすること(教育システム委員) |
連絡先(E-Mail) | |
授業のねらい | 化化学装置の安全性および経済性を確保する上でその使用材料の選定はきわめて重要であり,各装置の使用条件に応じて適正な材料を選ばなければならない。化学装置材料の代表として鋼を取り上げ、鉄鋼材料の組織、強度、破壊、および、腐食に関する知識を学ぶとともに、実際の化学装置における材料の使用例を対象として、損傷モード(腐食,疲労,クリープ,脆弱化など)及び材料選定について学ぶ。 |
授業の目標 | 1.鉄鋼材料に関する基礎知識を習得し、基本的用語を使用することができる。 2.鉄鋼材料の材料特性・腐食に関与する因子について理解することができる。 3.高温損傷の種類と現象を理解することができる。 |
授業計画 | 第1週: 鉄鋼材料の組織 第2週: 鉄鋼材料の強度 第3週: 鉄鋼材料の破壊 第4週: 鉄鋼材料の材料特性の制御 第5週: 腐食の電気化学 第6週: ステンレス鋼について 第7週: いろいろな腐食の形態 第8週: 腐食の防止方法について 第9週: ステンレス鋼の化学装置への適用 第10週: ステンレス鋼の脆化 第11週: 石油精製について 第12週: 石油精製に用いられる化学装置 第13週: 石油精製用圧力容器の高温損傷(1) 第14週: 石油精製用圧力容器の高温損傷(2) 第15週: その他の化学装置について 定期試験 |
教科書及び教材 | 授業時に適宜配付する。 |
参考書 | 特になし |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は、授業中に行う小テスト50%、定期試験50%の割合で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。なお、定期試験の受験資格は、授業への60%以上の出席が必要。 |
履修条件等 | 特になし |
教官からのメッセージ | 大いに勉学に励みましょう。(教育システム委員) |
その他 | |