対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 有機化学実験 |
Subject Name | Organic Chemistry Laboratory |
単位数 | (1.5) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 実験 |
担当教官 | 松山 春男(MATSUYAMA,Haruo)(応用化学科・生物工学講座) 高野 信弘(TAKANO,Nobuhiro)(応用化学科・生物工学講座) 武田 新一(TAKEDA,Shin-ichi)(応用化学科・生物工学講座) 関 千草(SEKI, Chigusa)(応用化学科・生物工学講座) |
教官室番号 | 松山 春男 H-315 高野 信弘 H-317 武田 新一 H-314 関 千草 U-307 |
連絡先(Tel) | 松山 春男 0143-46-5752 |
連絡先(E-Mail) | 松山 春男 hmatsuya@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 有機化学において基礎的で重要なアセチル化反応、ジアゾニウムカップリング反応、アルドール反応をおこない、有機化学理論の理解を深める。また、有機化学実験で使用する装置・器具および薬品の取り扱いに習熟し、基本的な諸操作法も学ぶ。 |
授業の目標 | 1)有機化学の理論を予習し、装置・器具、薬品類および合成物の性質などを調査・整理して実験計画ができる。 2)実験計画に基づいた実験の遂行および器具・装置の操作、薬品の取り扱いが習熟できる。 3)実験データの整理ができ、必要かつ十分な報告書の作成ができる。 |
授業計画 | 第1回目 実験説明会(実験の心得と安全について) 第2〜5回目 アセトアニリドの合成 1)アニリンの蒸留精製および屈折率の測定 2)アニリンのアセチル化反応、再結晶および融点測定 第6〜9回目 オレンジIIの合成 1)ジアゾニウムカップリング反応 2)薄層クロマトグラフィーおよび紫外・可視分光測定 第10〜13回目 ジベンジリデンアセトンの合成 1)アルドール縮合反応 2)カラムクロマトグラフィーおよび融点測定 第14回 分子構造解析 I(赤外分光法、紫外・可視分光法) 第15回 分子構造解析II(核磁気共鳴分光法) ○実験報告では、@目的、A実験の準備と方法、B実験結果と考察、C参考文献、D課題の解答などを記入した報告書を提出して指導を受ける。 ○提出期限を厳守すること! |
教科書及び教材 | 有機化学実験手引書(実験説明会で配布する) |
参考書 | マクマリー「有機化学(上、中、下)」東京化学同人 有機化学実験書(実験室前の廊下、附属図書館) |
成績評価方法 | 実験説明会を含めて出席が100%の者を評価対象とする。 成績は次の割合で評価する。実験態度30%、実験報告書70% 出席を満たさない者は再実験、報告書提出のない者は再履修。 |
履修条件等 | 有機化学A、有機化学B、有機化学Cおよび有機合成化学を学習しておくのが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 実験では積極的に自らの手を動かして経験することが最も重要である。また、事前に該当する合成反応の理論や実験操作を学習することによって、実際の実験で扱う薬品の種類、温度、反応時間などの反応条件において、「何故そうする必要があるのか」を理解することができる。 |
その他 | |