対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 化学工学実験A |
Subject Name | Chemical Engineering Laboratory A |
単位数 | (1.5) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 実験 |
担当教官 | 小幡英二・太田光浩・大平勇一 |
教官室番号 | H-403,H-305,H-406 |
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授業のねらい | 化学工学実験Aでは反応工学、化学工学量論、移動論、拡散単位操作、計測工学で扱う内容を中心に実験を行う。実験を通して現象を化学工学的に探求する能力を育てる。また、基本的概念や理論を実験系に適用し、これまでに習得した概念、理論並びに化学工学的手法について理解を深める。 |
授業の目標 | 1. 実際の現象に対して、これまでに学習した化学工学の基礎と物質,熱,運動量収支の概念を適用できる。 2. 実験で使用する基本的用語の意味を理解し,使用することができる。 3. 実験装置の構成を理解し、実際に操作することができる。 4. レポートの構成を理解し、レポートを書くことができる。 |
授業計画 | 第1週 実験概要、レポート提出方法の説明及び実験遂行上の諸注意 第2〜15週 1)液滴の生成 2)流量測定 3)ガス吸収 4)単蒸留 5)二重管型熱交換器の総括伝熱係数 6)反応装置の混合特性 実験装置数の関係上、班分けをしてローテーションを組む。必ずしも1)から実験するとは限らない。 |
教科書及び教材 | 化学プロセス工学講座編「実験指導書」(第1週目に配布する) |
参考書 | 実験レポートを執筆する上で、これまでに使用した教科書に必要な情報が書かれている。また、教科書で調べきれない情報を収集するには下記文献が有用である。 化学工学会編「化学工学便覧」、丸善 (図書館所蔵) 亀井三郎著「化学機械の理論と計算」、産業図書 (図書館所蔵) 化学工学会編「化学工学辞典」、丸善 (図書館所蔵) これら以外にも図書館にある化学工学系の本,辞典類を参考にすると良い。 |
成績評価方法 | 出席率100%,全レポート提出者を対象とし、レポート・口頭試問により評価する。遅刻,早退は減点する。不合格者は再履修とする。 |
履修条件等 | (受講上の注意事項) 1. 1回でも無断欠席すると成績評価はしない。 2. 部活・サークル活動等の公的理由,病気等で実験を欠席する場合、連絡すれば別途実験日を設定する。この場合、教務課に欠席届を必ず提出し、担当教員に欠席理由を証明するもの(コピー可)を提示すること。連絡・欠席届の提出がない場合は無断欠席として扱う。 3. レポートは3通、全てを提出しないと成績評価はしない。 4. レポート提出時に簡単な口頭試問を行う。質問内容は実験について理解度を確認するためのものであり、反応工学,化学工学量論,移動論,拡散単位操作,計測工学,熱力学で履修する内容と同レベルである。 |
教官からのメッセージ | 全員に単位を修得してもらうことを前提に指導をします。不合格にするための指導は一切行っておりませんが、毎年不合格になる人がいます。「提出期限を守らない」,「レポートを出さない」,「途中から実験に来なくなった」という身勝手な行動にでた人たちばかりで、自分自身に甘えているからです。「指導が厳しい」などの文句を言う前に自分自身の行動を再確認してください。質問等はオフィスアワー以外でも随時受けつけていますので気軽に教官室を訪問してください。 |
その他 | |